
INTERVIEW働く社員
同期と共に学び、成長する。
YKベーキングカンパニーで築いてきた私たちの軌跡
毎年、YKベーキングカンパニーに入社した新入社員は、研修を経て各部門に配属となり、それぞれの部門でキャリアを歩み始めます。そんな彼らにとって、同期は特別の存在。そこで、2020年入社の社員4名に、入社動機や仕事内容、同期との絆、これから入社する仲間たちへのメッセージを語ってもらいました。
東淀工場 工務課
岡本 崇史さん
生命環境科学部環境科学科卒
経理部 経理課
早坂 美由紀さん
商学部商学科卒
東淀工場 東淀営業2課 営業係
宮前 夏実さん
環境人間学部環境人間学科
食環境栄養課程卒
情報システム部 システム業務課
安田 健一朗さん
理工学部生命科学科卒
出逢い
内定者研修で初顔合わせ。ごく自然に打ち解け、仲良くなった。
――皆さんがYKベーキングカンパニーに入社した理由をお聞かせください。
岡本 子どもの頃から「サンミー」や「フランスシリーズ」を食べていたので、就職活動を始めた時、すぐに「馴染のある商品を作っている会社に入社したい」と思いました。
安田 僕も当社の商品が大好きだったのが、一番の理由。子どもの頃、近くのパン屋さんで母が買ってきてくれた「神戸カスタードメロン」を食べるのを、いつも楽しみにしていたから。
早坂 私は食全般に興味があって、アルバイトも食関係。だから就職活動では食品業界から広く検討したよ。
岡本 広く検討した中からYKベーキングカンパニーに決めた理由は?
早坂 決め手は「人」。内定者懇親会で、各部門で働く先輩社員と話す機会があって、人柄の良さにとても感動したから。「こういう先輩がいる会社で働きたい」って、素直に思ったのをよく覚えている。
宮前 私の場合、営業の仕事が一番やってみたいと思ったことと、パンが好きなことから、「食品メーカーの営業職」を中心に検討しました。早坂さんが話してくれたように、YKベーキングカンパニーは本当に社員の皆さんが魅力的。プライベートでも仲良くしていると聞き、志望度が一気に高まったな。

――同期の皆さんが初めて会った時のことを覚えていますか?
早坂 初めて会ったのは、内定者研修だよね。
安田 そう。早坂さんはやさしい雰囲気の人だなって思ったし、宮前さんは早くもリーダーシップを発揮していたから「すごい同期がいるな」って思った。
岡本 僕は?
安田 怖そうな人だなって(笑)。

岡本 ひどいなぁ(笑)。僕は安田君と初めて会った時、「パワフルな人だな。きっと、バリバリ働くんだろうな」と思ったよ。
早坂 私は同期みんなに対して「コミュニケーション能力が高そう。仕事できそう」って思った。人見知りだから、自分以外の全員がキラキラ輝いて見えたのかもしれない。自分からなかなか話しかけられなかったけれど、研修の後にご飯に行ったりして、すぐに打ち解けたよね。
宮前 「そうだね」と言いたいところだけれど、実は初めて会った時のことをほとんど覚えていない(笑)。気づいたらみんなと仲良くなっていた感じ。みんなやさしいから、自然と仲良くなれたのかもしれないね。
道のり
工務や経理、営業、情報システム
――それぞれが異なる分野で経験を積む
――現在、皆さんが担当している業務について教えてください。
岡本 僕の仕事は、設備の点検・整備やトラブル対応・改善業務。工場で働いている従業員の意見をもとに、修理・改善業務を行うこともありますね。
早坂 入社3年目の冬から本社の経理課に所属し、出納業務や現預金管理等を担当してきました。現在は固定資産担当として、固定資産管理の業務に携わっています。
宮前 入社前の希望通り、営業担当として、大手小売店などのお客様を担当しています。お客様と商談を行って当社の製品をアピールし、より多くの製品を導入いただくことが営業である私のミッション!
安田 社内システムの開発・運用・保守などを行う情報システム部に所属しています。最近、後輩が異動してきたので、教育係として後輩の育成にも携わるようになったよ。

――これまでの経験で、特に印象に残っているエピソードはありますか?
岡本 菓子パンラインで、生地にメスを入れる「水メス設備」を作製した時かな。電気や溶接技術などの幅広い知識や技術が必要で、上司や先輩にアドバイスをいただきながら作製に臨んだ。学べたことがたくさんあったし、作製した設備にサンプルを流してきれいにメスが入るのを見た時は、本当に嬉しかったですね。
宮前 私はお客様と共同で製品を企画した時が、一番印象に残っている。お客様にいただいた要望を整理し、社内の各部署と連携を図りながら製品開発を進めていきました。正式に採用が決まった時はもちろん嬉しかったし、その後も何かと声をかけていただくことが増えました。良い信頼関係を築けるようにしていきたいです。
早坂 みんなすごいな。私は特別なエピソードはなくて、むしろ日々の仕事の中に小さな喜びがたくさんある感じ。特に経理課に異動したばかりの頃は、新しい業務を覚えるだけで精いっぱいだったけれど、部署の先輩や上司がみんなやさしくて、不安が消し飛んでしまった。その後も、仕事で工場や他部署に問合せをすると、みんな丁寧に教えてくれて。就職活動のときに感じた「人柄の良さ」を、今もひしひしと感じている。
安田 僕が一番印象に残っているのは、プリンタ更新に立ち会うため、各拠点に行ったこと。電話や社内チャットだけでやりとりしていた人と実際に会ってみると、「実はこういう人だったんだ」という新鮮な発見がたくさんあった。それに、現場を見るのはとても勉強になる。現場の意見を聞けるし、IT面からどんな改善ができるか検討することができるからね。
絆
どんな時も同期がそばにいるから、全力で仕事に取り組める
――日々の業務で同期と関わることはありますか?

岡本 製造現場の同期とはよく会うよ。「製造ラインでトラブルが発生して駆けつけたら、同期がいた」ということもしょっちゅう。今日のメンバーと仕事で対面する機会はあまりないけれど、休憩時間に食堂で会えるよね。特に安田君とは野球の話題で盛り上がることが多い。
安田 情報システム部で新商品の登録を行っているので、その関連で営業の宮前さんから連絡をもらっている。岡本君とは、仕事帰りにも食事に行ったりするよね。
早坂 研修で同期が集まった時は、いつ以上に盛り上がる。久しぶりに会える同期もいるし、みんなの近況を聞くこともできるので、いつも楽しみにしているよ。
宮前 新入社員歓迎会などのイベントでも会うし、プライベートで食事をすることもあるから、意外と頻繁に顔を合わせているかもしれないね。
――皆さんにとって、同期はどのような存在だと思いますか。
岡本 仕事・プライベート共に、気軽に話が出来る存在。入社して6年目になるけれど、今も昔も良い意味でみんな変わっていないし、それぞれ自分らしさを発揮している。そして尊敬するところがたくさんある。僕は製造部門で働いているから、自分たちが製造した製品を営業の宮前さんが数多くのお客様に提供してくれていると思うと、感謝の気持ちでいっぱいだよ。
宮前 そんなふうに言ってくれて、ありがとう(泣)。私も岡本君と同じ気持ちで、それぞれの部署で頼りにされている同期のことを心から尊敬している。パソコンが壊れて情報システム部に駆け込んだ時は、安田君の顔が見えて本当にホッとした。同期だからこそ気軽に相談できるし、助けてもらえる。私もみんなのことを助けられるように、もっと頑張らないと!
安田 同期は大切な仲間だからね。特別な存在だし、「同期も頑張っているから」という気持ちが仕事に向き合う原動力になっている。真面目な早坂さんが一生懸命仕事に取り組んでいる姿を見て、元気をもらうこともあるよ。
早坂 ありがとう。私にとって同期は、仕事で困ったときに助けてくれる頼もしい存在。私も「各部門に同期がいる」と思うだけで安心できるし、真摯に仕事に取り組んでいるみんなのことを尊敬しているよ。
安田 YKベーキングカンパニーは同期のつながりだけでなく、縦のつながりもあるのが良いところだと思うな。上司や先輩、後輩とも仲が良いから。いろいろな世代の人たちと気軽に交流できるのは、人柄が良い社員が揃っている当社ならではの「絆」だと思う。

仲間
未来の仲間に向けて、私たちが伝えたい「想い」
――今後、YKベーキングカンパニーで成し遂げたい目標はありますか。
岡本 工場の製造設備をより良くしていくためにも、知識を強化したい。特に電気回路に関しては、まだ理解できていない部分がたくさんある。2年後までに苦手意識をなくして、主体的に仕事に取り組めるレベルまで持っていきたいな。
早坂 期限を決めて目標を設定するのは良い方法だね。私も会計の知識をさらに深めたいと思っている。大学で簿記の勉強はしたけれど、実際に仕事に取り組んでみると奥が深くて、とにかく学ぶことが多い。特に固定資産管理の仕事では、製造設備に関する知識が不可欠。せっかくパンメーカーに勤務しているのだから、製造設備のことも詳しくなれたらいいな。

宮前 営業の仕事は、社内の関連部門から取引先のお客様まで、さまざまな人と関われるし、そこにやりがいがあると思う。引き続き営業の仕事を頑張って、お客様との信頼関係を築いていき、売上拡大に貢献できたら嬉しいな。
安田 IT面から会社をサポートする僕の仕事は、「裏方」なんだよね。存在感がないから、自分の存在を証明したいな。
宮前 いつも助けてもらっているし、十分に存在感を発揮しているよ。
安田 ありがとう。各部署からシステム開発の依頼を受けているので、一つひとつ取り組んで改善していきたいと思っている。依頼に応えることで人とのつながりが広がり、信頼関係を築いていけるんじゃないかと思っているよ。
――最後に、これから入社する学生の皆さんにメッセージをお願いします。
早坂 私は間接部門の経理課に所属していますが、それでも「食品メーカーに勤務している」という実感があります。大好きなパンに関連した仕事に就くことができて本当に幸せだし、これから入社する皆さんにも同じ気持ちを味わってもらえたらと思っています。
宮前 私も早坂さんと同じ気持ち。パンは人々の生活に身近な食品で、毎日食べてくださるお客様もたくさんいるから、そういう人のために自分の力を発揮できる私たちの仕事を心から誇りに感じています。それにYKベーキングカンパニーは社員同士の距離が近く、各部署の社員が協力しながら仕事に取り組んでいます。だから、人とのつながりを大切にしてくれる人が入社してくれたら嬉しいな。
安田 YKベーキングカンパニーは福利厚生が充実しているし、仕事とプライベートを両立させやすいので、ワークライフバランスの面からもおすすめしたい。時々息抜きをしながら、悔いのないよう就職活動をがんばってください!
岡本 入社6年目になると一定の経験も積み、日々の仕事を当たり前のようにこなすようになる。でも、製造現場では今の状況を当たり前と思うのではなく、常に改善する姿勢が大切です。だからこそ、これから入社する皆さんならではの新鮮な視点に期待しています。学生である今のうちから好奇心旺盛にいろいろなことに取り組み、視野を広げてください。皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
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