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理工系×建築系 若手社員クロストーク

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「不動産管理」というと文系のイメージが強いかもしれませんが、建物の設備管理や改修工事には理系の人材が不可欠。東急コミュニティーでは電気系、機械系、情報系、そして建築系といった様々な理系人材が活躍しています。今回対談してもらったのは電気工学科卒の設備技術コンサルタント・M.H.と、建築学科卒の工事営業コンサルタント・Y.M.。東急コミュニティーを選んだ理由から入社後に気づいた魅力まで、理系ならではの視点で語り合います。

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profile
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M.H.

2019年入社

設備技術コンサルタント

(ビルの群管理設備員)

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Y.M.

2020年入社

建築技術コンサルタント

(大規模改修の工事営業)

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仕事内容とやりがい

設備管理と工事営業の「やりがい」と、仕事に活かせる「学生時代の知識」とは?

M.H. 私は設備技術コンサルタントとして、オフィスビル、商業施設、公共施設(図書館)の設備管理に携わっています。具体的な仕事内容としては、電気や水道など各種設備の点検日程の調整・立ち合いや、修繕計画の提案、そして日々の不具合対応など。配属当初は点検管理がメインでしたが、今は建物の長期的な維持や改善のために修繕計画を提案することも増えてきました。提案がオーナーに認められ、工事を完了まで見届けることができたときは、お客様の利便性を高められたことと、当社の収益に貢献できたことにやりがいを感じますね。Yさんは工事営業コンサルタントなので、私以上に収益への意識が高い仕事ではないですか?

Y.M. はい、そうなんです。マンションは年数が経つと劣化が進み、外壁や様々な設備が傷んでくるため、だいたい10年に一度大規模な修繕工事をおこないます。その時期に近づいたマンション管理組合に対して工事計画を提案するのが、私たち工事営業コンサルタントの役割です。各マンションには担当のマンション営業コンサルタントがいるので、彼らと連携しながら管理組合に提案するのですが、建築技術面については私たちが専門家として責任を持って説明します。入社2年目の私はまだ経験が浅いのですが、お客様目線で「建物のここを修理したほうがいいですよ」と提案した結果、「私もそこが気になっていたのよ、いい提案ね」などと喜んでくださったときにはやりがいを感じます。

M.H. コンサルチームのメンバーはやはり建築系学科卒の方が多いのですか?

Y.M. 私も含めほとんどがそうですね。コンサルタントが自分で設計図面を作成することはほとんどありませんが、工事計画を立てたり、説明したりする際には建築の基礎知識が必要です。そうした知識は大学時代に学んだことがそのまま活かせるので助かっていますね。Mさんは大学時代の経験がどう活かされていますか?

M.H. 私は大学の工学部電気工学科で電気・電子回路、電磁気学などについて学びました。設備点検で使用するテスターや工具の使い方、電気制御の仕組みといった知識は、今の設備管理の仕事に役立っています。この仕事では建築物環境衛生管理技術者(ビル管)や電気工事士などの資格を取得する必要があるのですが、私の場合は電気系の資格を取るのに大学で学んだことが活かせていると思います。ちなみに最近は第二種電気工事士を取得しました。

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成長を支える
教育制度や職場環境

「座学研修」と「実務研修」と「OJT」すべてが手厚いから、安心して働ける

Y.M. 私の所属するリフォームコンサルティングチームはベテラン社員が多い職場です。そんななか、入社2年目の私でも安心して働けているのは、教育制度がしっかりしているからだと思います。新入社員向けの技術研修は約3か月あり、はじめの2か月は工事に関する知識を学ぶ座学研修、残りの1か月はいくつかの部署の業務を体験させてもらう「乗り入れ研修」をおこなうという流れです。特に印象的だったのはこの乗り入れ研修ですね。具体的にいうと、工事管理部では工事現場を体験させていただき、設計監理部では設計担当者や積算担当者に仕事を教えていただきました。私たち工事営業コンサルタントはこの2部署の橋渡しをする役割を担っているので、あらかじめ交流を持てたことで仕事の流れがよく理解できました。

M.H. それは素敵な仕組みですね。私たちが受講した設備管理者向けの研修もやはり充実していました。約3か月かけて電気・給排水・空調といった基本的な設備について座学で学んだ後、仕上げに東急コミュニティーが誇る研修センター「NOTIA」で実技を学ぶという内容です。NOTIAには現場で取り扱う本物の建物設備が一通りそろっているので、これを使って模擬点検などを体験できるんです。

Y.M. 設備部門でも、配属前に「リアルな仕事の現場」に触れる仕組みがあるわけですね。

M.H. そうなんです。ちなみに配属後のOJTも充実していました。現場でわからないことがあったときは、私の担当トレーナーはもちろん、それ以外の方も親切に教えてくださるので知識がどんどん身に付きます。

Y.M. コンサルティングチームもOJTはとても丁寧です。経験豊富な部署の先輩方はもちろん、設計や工事といった別部署の先輩方にも気軽に質問できるので、初めての仕事でも不安を感じることはありませんでした。

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仕事を通じて
得られた成長

未知の仕事に挑戦するたびに、新たな風景が見えてくる

M.H. これまでの仕事のなかで一番成長につながったと感じる出来事は、入社1年目のころに経験した緊急トラブルです。通常、ビルの群管理は二人一組で行動するのですが、その日は新型コロナウイルスの影響で忙しく、夜間に私一人で管理室に待機していました。すると突然、漏水が起きていないにもかかわらず、漏水警報が鳴り始めたのです。警報装置自体に不具合があるはずですが、私一人でこのトラブルに対応したことはなく初めての事態に困惑しました。しかし、ここは一人で復旧するしかありません。私は先輩の教えを思い出し、図面を見ながら警報機を調査。不具合を起こしている制御部品の一部を見つけて取り出すことで、警報の異常動作を無事に停止することができました。この時の行動はマネージャーから評価をしてもらい、自分一人でトラブルを解決できたことに成長を実感したことを覚えています。

Y.M. 私の場合、入社当初は人前で話したり、わかりやすく説明したりすることが苦手だったのですが、最近はだんだんお客様とうまく話せるようになりました。そのことに成長を感じています。大規模改修工事に向けた提案では専門的な知識が必須であり、なおかつお客様の気持ちや意図をくみ取ったコミュニケーションが必要ですが、入社当初はそのための知識・経験が足りなかったのです。しかし、先輩に商談に同行してもらったり、ロールプレイングを繰り返してフィードバックをいただいたりするうちに、だんだんお客様が求めている情報を的確に伝えられるようになってきました。まだまだ十分ではありませんが、一人で提案活動ができるようになったことは、一歩前進したということなのかな、と思います。

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理系目線での
東急コミュニティー

大学時代の勉強をベースに専門性を深め、「建物」と「コミュニティー」を守る意義

M.H. 就職活動に際しては、大学で学んだ電気工学を活かせる仕事を探していました。不動産管理会社を志望した理由は、「将来的になくならないモノを扱う仕事がしたい」と考えたこと。「ビルの設備」は景気やトレンドの影響に関わらず存続するものであり、一度技術を習得すれば安定したキャリアを築けると思いました。また、ビルの設備には電気・消防・給排水・熱源・昇降機など様々なものがあり、それらすべてに関われる技術的な幅広さにも惹かれました。

Y.M. 私は大学で建築史や都市計画を学んでおり、そのなかで「これからはスクラップ&ビルドではなく、今ある建物を長く使い続ける時代だ」という考え方に触れました。入学当初は新築設計に興味があったのですが、このことがきっかけで内装リフォームの会社などを中心に探すようになり、やがて不動産管理会社の存在を知りました。内装よりも不動産管理のほうに惹かれていった理由は、部屋のなかだけではなく、建物全体に関われる不動産管理のほうが、「建物を長く使い続けるための仕事」という自分のやりたいことに合っていると考えたからです。

M.H. 建物を守るという仕事には、社会的意義を感じますよね。不動産管理業界のなかでも、東急コミュニティーは管理物件がトップクラスに多く、マンションからビル、公共施設に至るまで種類も豊富です。私も現にオフィスビル、商業施設、公共施設(図書館)など様々な建物を担当していますが、ビルによって運用ルールも設備も全く違うので、設備管理者として豊富な経験が積めます。東急グループが中心に展開している渋谷の再開発により、最新型の大型管理物件がさらに増えるので、今後も楽しみです。

Y.M. 東急コミュニティーはマンションの管理件数も多いので、提案先のマンションもバラエティ豊かです。建物はもちろん、住んでいらっしゃる方の雰囲気や関係性も様々で、それに応じて提案の仕方も変わってきます。建物を「建築」としてだけではなく、「人が暮らしている大切な場所」として関われることは、マンション管理のまさに醍醐味ですよね。社名が示す通り、「コミュニティー」を守ることも私たちの使命なのだと思います。

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今後の目標

会社のフォローを受けつつ、「新たな業務」や「資格」に挑戦

M.H. 私にとって現在の課題は、設備全般の知識がまだまだ足りないこと。上司や先輩、協力会社の方々に相談しながら着実に経験を積んでいきたいです。私の部署の上司・先輩は面倒見の良い方ばかりで、経験の浅い業務に携わる際には同行して指導してくれるので心強いですね。今後の目標は、大型物件での常駐勤務や、新規建物の立ち上げにも挑戦することです。大型物件の点検には私も応援で参加したことがあるのですが、これまで経験した施設とは規模も設備の内容も全く違い、ここで経験を積めば設備管理者として大きく成長できると感じました。そうした大きな任務に備え、今は様々な建物を幅広く経験しスキルを磨きたいです。

Y.M. 私も今は中小規模のマンションを担当しているので、いつか規模の大きいマンションにも携われるようになりたいです。工事の提案は住んでいる人が多いほど意見を取りまとめるのが難しく、相応の経験と実力が必要となりますが、それができればコンサルタントとして一人前なのかな、と思います。また、さらにお客様から信頼いただくためにも、建築士の資格を取得したいと考えています。東急コミュニティーでは資格取得支援が手厚く、研修制度や補助金などもあるので積極的に利用したいです。

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入社を考えている方へのメッセージ

M.H. 建物の利用者が満足していただけるよう陰で支える不動産管理業は、派手ではありませんがとても重要でやりがいのある仕事です。東急コミュニティーの先輩社員は、様々な部署を経験したプロフェッショナルぞろいで、さらには気軽に相談できるいい人ばかり。不動産系の技術職を検討している方は、ぜひ一緒に頑張りましょう。

Y.M. 建築系のなかではマイナーな不動産管理業界ですが、東急コミュニティーはたくさんのマンションを管理しているので、様々な建物、そして様々な「人」に関わることができます。建物だけでなく、人との関わりも好きな方にピッタリの職場だと思います。

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