Interview
社員インタビュー
06
原材料取引担当を経て、
海外駐在へ。
日本の包装技術を世界につなぎ、
海外市場を開拓!
2019年入社
W.K
商品本部 商品第三部
主査/インドネシア駐在
総合職(キャリア・コース)
「コンビニエンスストアで何気なく手に取っていたパッケージが、これほどまでに高度な機能を備えているのか」。当社の説明会で抱いたこの驚きが、私のキャリアの原点となりました。元々「生活に身近な価値を提供したい」という軸で企業を探していましたが、大ファンだったホットスナックの容器に、商品価値を上げるための専門技術が凝縮されている事実に強く惹かれました。メーカーの枠に縛られることなく、顧客にとっての最適解を追求できる当社に可能性を感じ、入社を決意しました。
入社後の3年間は、紙パッケージの原材料である原紙の輸入・国内調達と販売に携わりました。その後、紙カップ容器の開発プロジェクトに加わり、製造設備の管理や調達業務を担当しました。入社6年目には社内制度を活用して英国へ語学留学。帰国後は海外事業を担う商品第三部へ異動し、現在はインドネシアのジャカルタに駐在し、日本の包装技術を活かした新規事業開発に取り組んでいます。
“
日本の包装技術をインドネシアへ。
海外駐在員として、新たな市場を切り拓く
”
現在、私はインドネシアのジャカルタに駐在し、三菱商事の現地拠点に出向しています。現地の食品メーカーに対し、日本の優れた包装技術を活用した「機能性向上」や「高品質包装」の提案を行うことが主なミッションです。
日本には多種多様な包装資材が存在し、形状も機能も豊富で、食品の特性に合わせて選ぶことができます。一方、インドネシアで製造されている包装資材は、種類や機能面においてまだまだ発展の余地があると感じています。
私たちは、こうした現地の実情にビジネスの可能性を模索しながら、日本の包装技術を現地のニーズに合わせて提供し、より効率的に高品質な包装ソリューションを届けたいと思っております。
このように、「現地市場に適した高品質な包材を提供する」ことが、私たちが果たすべき役割の一つだと感じております。
また、日々の市場視察から「新たなニーズ」を掘り起こすことも欠かせません。例えば、現地のスーパーマーケットでは、商品の見た目や鮮度保持に関して、包装技術の観点から改善の余地を感じます。
現地の人々がまだ気づいていない課題を解決し、新たな付加価値を提案する視点は、海外事業を進めていく上で非常に大切です。
“
意思決定のスピード感に驚き、
信頼を築くための「対話」を重視する
”
インドネシアに駐在して、最も大きなギャップを感じたのは「意思決定のスピード」です。日本では担当者同士で下地を整え、複数の段階を経て承認を得るケースが一般的ですが、こちらでは最初からオーナーや経営層が商談の場に現れることも珍しくありません。商談の場で迅速かつ論理的な判断が下されるスピード感には、正直、とても驚きました。今も試行錯誤を重ねながら、必要な情報を正確に整理し、即座に提示できる対応力を磨いています。
文化や言葉が異なる海外での商談には、意思疎通に工夫が必要です。日本語のようにニュアンスで伝えることは難しく、認識のズレがそのままビジネス上のリスクに直結することもあるからです。そこで、「笑顔」と「徹底した言葉での確認」を大切にしています。具体的には、相手の言葉を解釈し、自分の言葉で言い換えて「こういうことをおっしゃりたかったのですね」と確認する。これを繰り返しながら、互いの理解に齟齬がないかを一歩ずつ確かめながら進めています。また、意図せず失礼な言い方にならないよう、表情や身振り手振りで真摯な姿勢を示すことも大切にしています。
こうした地道な対話の積み重ねが、日本の技術や品質への揺るぎない信頼に繋がっていくのだと感じています。現地で出会う経営者の方々は、日本製品に対して非常に高い評価をしてくださっています。同時に、三菱商事グループに対する厚い信頼を感じることもよくあります。それは何よりも、先人たちが築き上げてきた「誠実な仕事の証」に他なりません。一人のビジネスパーソンとしてだけでなく、日本を代表する立場であることを自覚し、将来にわたって続く信頼のバトンを次へと繋いでいくことに、大きな責任と醍醐味を感じています。
“
インドネシアでの事業を成功に導き、
エリア拡大にも挑みたい
”
私は入社6年目に社内の語学研修制度を利用し、8カ月間イギリスに留学しました。実は、この研修が海外駐在の大きなきっかけとなりました。帰国と同時に海外事業を担う商品第三部へ異動し、インドネシア駐在を打診されたからです。「現在の語学力でビジネスレベルの英会話ができるだろうか」といった不安もありましたが、実務を通じたトレーニングこそが最大の成長に繋がると前向きに捉えました。そして、学んだ語学をすぐに実戦で活かせる環境を与えてくれた会社に、強い感謝の意を抱きました。
現地に駐在をするようになって数か月とまだ日が浅いため、今は新規事業の立ち上げに奔走しているような状況です。それでも、不安を感じることなく新規開拓に挑むことができています。それは、何よりも本社からの強力なバックアップがあるからです。例えば、私は主に紙の原材料を扱ってきましたが、現地ではプラスチックや段ボールなど、知識が及ばない分野の相談を受けることも少なくありません。そんな時、本社の担当者に現地の状況を共有すると、必要な情報を集約してすぐに的確なパスを返してくれます。一人の力では実現できない提案も、組織としての知見を結集することで可能になります。
まずは、現在携わっている海外事業を成功させることが、私の目標です。そのうえで、自ら海外市場を見据えた事業戦略を立案できる人材へと成長したいと考えています。日本の優れたパッケージ技術を現地に導入し、その付加価値を高めていく一助となれたら嬉しいです。
就職活動中の皆さんへ
メッセージ
駐在先では、日本での当たり前が通用しないことが多くあります。私自身、法律も商習慣も異なる世界に身を置き、仕事の進め方を一から学び直しています。自分の考え方の偏りに気づき、視野を広げられるのは、海外駐在で得られる成長の一つかもしれません。
日本とは異なる環境で仕事をするからこそ、海外駐在ではその変化を前向きに楽しむ姿勢が求められます。また、仕入れ先と販売先の間に立つので、傾聴力も必要です。なぜ相手がその条件を提示するのか、その背景まで深く理解する対話が欠かせません。
当社には、若手の提案を前向きに受け止め、その実現方法を共に考えてくれる風通しの良さがあります。これから入社する皆さんには、周囲の協力のもと大きな裁量を持って挑戦できる環境を活かし、社会人として大いに成長してほしいと願っています。未知の領域へ飛び込み、新たな価値を創り出す喜びを存分に味わって下さい。皆さんの就職活動が成功するよう、心から応援しています。
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