“エンドユーザーから直接ニーズを聞き、それをカタチにしていく面白さ。”

製造・流通ソリューション事業
2008年入社

M.Y

s_top01
s_image02

3次元CADソフトウェアの開発を通じ、日本のモノづくりをサポートする

SOLIDWORKSという3次元CADソフトウェアのアドオン(追加機能)開発をしています。SOLIDWORKSは世界的に広く使われており、日本でも多くの企業で機械設計者などが製図用に利用しています。私の役目は、SOLIDWORKSを利用する個々のお客さまの要望に合わせて、お客さまがより使いやすいと感じてもらえるよう機能を開発することです。開発する機能の一例としては、設計業務を効率よく進めるための設計支援システムや、設計自動化システムといったものがあります。
仕事の流れとしては、お客さまとの打合せ、要件定義、設計、開発、テスト、納品後のフォローまで全工程に一貫して携わっています。達成感を感じるのは自分の開発したシステムが思い通りに動いたときです。そのシステムを設計者であるお客さまに使っていただき、日本のモノづくりを陰ながら支えていると考えると、やりがいのある仕事だと思います。

s_image03

エンドユーザーから、直接感謝の声がいただける喜び

私の部署の魅力は、エンドユーザーである設計者とSEが常に直接コミュニケーションをとりながらシステムを開発できるところです。度々上司と一緒にお客さま先へ訪問して、エンドユーザーから直接要望をヒアリングしています。「こんな機能があれば設計業務を効率化できるのに」「今の画面はここが使いにくい」など、それぞれの現場特有の細かいニーズや課題を聞き取り、自分の手で開発し、プロトタイプを見てもらい、またフィードバックを受ける。そのすべてに関わるのは決して楽ではありませんが、お客さまの要望にきちんと応えることができた時には「よくここまでやってくれましたね!どうもありがとう」などと直接感謝の声をいただけることもあります。中には「システム導入後に設計作業にかかる時間が半減した」というケースもあり、お客さまの役に立てているのだと改めて実感することができます。

s_image04

“自由に意見が言えて、若いうちからチャレンジできる環境”

3次元CADソフトウェアのアドオン開発はかなり専門的な分野で、最初はわからないことも多くありました。しかし、上司や先輩に気さくな方が多く、気兼ねなく質問、相談できたおかげで、無理なく仕事を覚えられました。現在私はリーダーとしても働いており、要件定義やテスト手法に関する意見を積極的に出しているのですが、「よし、そのやり方でやってみよう」と快く任せてもらえるのでやりがいがあります。思えば入社して1、2年目の頃から一機能の開発を任されるなど、大きなチャンスを与えてもらえたことに感謝していますし、女性だからという理由で仕事に制限を感じたことは一度もありません。
今後の目標は、SOLIDWORKSに限らず幅広い3次元CADソフトウェアのアドオン開発にも挑戦すること、そして、3次元CADソフトウェアをもっと多くの人に使ってもらうことです。そのために私も、お客さまへの提案からサポートまでより一層トータルにこなせるSEに成長したいと考えています。

“学生のみなさんへ”

就職活動では、まず会社名などに縛られずいろいろな会社のことを調べてみて、興味のある業界や仕事が見つかったら、その分野に絞った活動をするのがよいと思います。私もそんな風に活動を進めた結果、SEという目標を見つけ、当社と出会い、入社しました。学生時代にどれだけITを学んだかはあまり重要ではありません。入社後積極的に行動できチームメンバーやお客さまとコミュニケーションがうまくとれる人なら、当社に向いていると思います。

“一日の流れ”

schedule_arrow

9:00

朝会、開発(コーディング)、打合せ資料のまとめ

もともとプログラミングが好きでSEになった私。今でも開発(コーディング)は大好きな仕事です。区切りのよいところまで開発した後は、午後の打合せに備えて資料のまとめを行いました。

13:00

お客さま先にて打合せ

だいたい週に1~2回はお客さまを訪問し、打合せを行います。この日の打合せは開発中の機能の進捗確認と、デモ操作。実際にシステムを操作していただき、意見をいただきます。

16:00

帰社、打合せ内容の確認

お客さまとの打合せ内容を確認し、議事録を作成します。仕様がとても細かいため、後で見落としや認識違いが発生しないよう、ドキュメント管理は丁寧に行っています。

17:00

開発メンバーとの打合せ

開発メンバーと今日一日の進捗を確認し、プロジェクト内で発生している課題や懸念事項などを共有します。チームリーダーとしてメンバーに意見やアドバイスを出します。

エントリーはこちらから

©Canon IT Solutions Inc.