“SE・開発など多彩な専門家を取りまとめ、製薬業界の課題に立ち向かう。”

デジタルイノベーション事業
2011年入社

N.M

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自社製品の提案から企画、広報まで幅広く活動

国内の製薬企業を対象に、複数の自社製品の展開を担当しています。現在特に普及に向けて注力している製品は「PVLink」シリーズというもの。これは製薬企業のMR(医薬情報担当者)が、医療機関から受け取った医薬品の副作用報告を、自社の安全管理部門に対して安全かつ効率的に伝達するためのシステムです。業務システムであるため、営業活動は単なる物売りではなく緻密なソリューション提案がメイン。お客さまの課題を丁寧にヒアリングし、ニーズを満たす提案ができたときにやりがいを感じます。私の場合は通常の営業活動以外にも、製品の企画業務、新製品リリース時のメディアに対する宣伝、業界紙の取材対応といった業務にも携わっています。さらには医療業界の発展に向け、業界企業各社と共にプロジェクトを組み、業界の規制・ルール変更に向けた運動を展開するようなことも。営業の枠を超え、日本の医療に貢献する幅広い活動に携わらせていただいています。

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SE・開発・企画など、職種の垣根を越えたチームワークが受注の決め手

入社前、営業といえば個人戦というイメージがあったのですが、私たちの営業活動は完全に「チーム戦」。SE・開発・企画・保守サポートなどさまざまな部署の社員と協力しながら、案件受注を目指して提案活動を展開し、契約後にはシステムの構築・運用をサポートしていきます。私の経験上、たくさんの人をうまく巻き込めたときほど、受注率・受注額共に高まると言っても過言ではありません。たとえばお客さまにヒアリングをするときに、実際の導入を担当するSEが同席してくれると、私にはないシステムの専門的な観点からの課題抽出・提案が可能になりますし、導入・運用段階に入ってからはSE・保守サポートとの連携が大切になります。経営学部出身で文系の私にIT営業ができているのは、ひとえに彼らのサポートのおかげ。常日頃から社内のさまざまな立場の人と良好な関係を築くため、一人ひとりの役割、職種、年齢、能力、価値観などをしっかり理解しながら、丁寧にコミュニケーションをとるよう心がけています。

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製薬業界の知識を積極的に吸収し、お客さまのニーズに応えるソリューションを創出

製薬企業向けの営業活動においては、行政のルール改正や業界動向など、日ごろからの情報収集が欠かせません。私の場合は新聞や医薬系の業界紙・Webメディアなどから情報を収集するほか、製薬業界向けのセミナーにも参加していますが、やはりお客さまと直接話して得られる情報が一番。おかげで今では、製薬業界については社内で最も詳しい社員の一人になれたかな、と思います。ときには収集した業界のニーズに応えるために、新製品開発に向けたプロジェクトを社内で立ち上げ、企画・開発を巻き込んで上層部に提案することも。事実、2021年にリリースされたPVLinkのクラウド版「PVLink Report Manager Cloud」はそのようにして生まれました。今後のキャリアとしては、クライアント企業の「経営」により深く入り込んでソリューションが提案できるコンサルタント職や、社内の経営に近い場所で働くスタッフ職に関心があります。そのため現在は簿記を勉強しており、いずれは中小企業診断士にも挑戦する予定です。

“学生のみなさんへ”

私は経営学部出身で、プログラミング経験もない状態で入社しましたが、入社後の研修や実務を通じて、営業に必要なIT知識は十分身に付きました。専門的な技術知識については社内のプロフェッショナルが親切にフォローしてくれるので、文系の方も心配しないでください。頼れる上司と成長意欲のある後輩に囲まれて、安心して成長し続けられる。そんな素晴らしい環境が、この会社にはあると思っています。

“一日の流れ”

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9:00

朝会

出社前に日経新聞と薬事日報、お客さまの決算情報や業界動向をチェック。出社後は一日の予定を立てます。朝会では後輩の相談に乗る時間を作り、チームとして成果が出せるよう心がけています。

14:00

客先訪問

「ちょっと近くまで行くので……」と客先訪問。契約書の受け取りなど、小さな用事でもこまめに訪問します。業界動向やお客さまの近況をヒアリング。お客様との関係性強化と新しいビジネスの種を見つけることを意識しています。

15:00

セミナー参加

外出先からWebセミナーに参加。最新の業界動向をウォッチ。セミナーで得た情報は後日チームメンバーにも共有し、今後の営業戦略に活かします。

16:30

打ち合わせ

お客さまとの打ち合わせ。大型案件の構築スケジュールの合意確認。打ち合わせ後はお客さまと雑談。セミナーで聞いた内容についてどう思うか、どう感じるのかなどを尋ねて共通の悩みや課題がないか確認します。

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