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MR経験があることで、

「営業現場の実情から乖離しないデータ分析」に

活きています。

スペシャリティープロダクト室 薬学系研究科出身

(2020年度時点)

Q1.あなたの現在の業務内容とヤリガイについて教えてください

業務内容として、「新しい営業手法を考え、効果を実証し、他製品のチームへ導出する」役割を担っています。スペシャリティープロダクト室の特徴は、製品戦略の策定と、現場戦術の実行が一体となっている点です。営業の全機能を持つ少数精鋭チームなので、意思決定が非常に早いです。なので、やりがいとして、「考えたアイデアを“すぐに”現場で実証できる」ことがあげられます。営業手法を試行錯誤するのに、恵まれた環境なので、他のチームの“半年先の仕事”ができるように心掛けています。

Q2.実際に入社し仕事をしてみての率直な感想は?

率直な感想は、「老舗企業だけどチャレンジング」ということです。実は、”業界初”の取組みが多い会社です。例えば、研究開発面では、創薬コンペであるFINDSや、大学内に置かれた研究拠点など、“オープンイノベーション”を先駆けています。営業面では、病院専属組織の構築や、メディカル総合職の採用など、“他社と比べ一歩先の取組み”があります。

Q3.MRの経験が今の業務にどのように活かせているか?

MR経験があることで、「営業現場の実情から乖離しないデータ分析」に活きています。データ分析は、判断と行動に繋がることで、初めて価値が生じます。実情から乖離した分析結果は、現場では活用されません。一般的に、データサイエンティストは現場が分からず、MRはデータ分析が不得意な方が多いです。製薬業界には、現場もデータ分析も分かる人材が多くないからこそ、“希少価値を出せる”と考えています。

Q4.日常の失敗や悩みはどのように解消していますか?

解消するべき失敗と悩みは「特にない」です。新しいことにチャレンジする職種なので、失敗を経験することは多くあります。むしろ失敗が少ないのは、チャレンジ数の少なさの裏返しと捉えています。悩みは、あまり感じないのですが、気分の切り替えには、「マインドフル瞑想」を活用しています。習得に一ヶ月程かかりますが、役立つスキルだと感じています。

Q5.今後チャレンジしたいこと、将来の夢は?

将来の目標は、「シオノギ製薬の社長になること」です。経営者に必要な能力は、“本質を見抜き、新事業創出を促し、利益率を向上させること”というデータがあります。まずチャレンジしたいのは、「データに基づいた本質的な意思決定ができること」です。そのために、直近ではデータサイエンスを修学しようと考えています。

Q6.就職活動をしている方へメッセージを!

「納得感のある就活を!」という言葉に尽きます。もし、会社選びや進路に迷うなど、何かしらの意思決定が必要ならば、「武器としての決断思考」という本がオススメです。内容は、第三者を説得するディベート技術を応用した手法が、記載されています。納得感のある意思決定ができるはずです。