技術/生産技術4weeksインターンシップのご案内

HIOKI

4WEEKS Internship

Message

メッセージ

“はかる”を知る、自分を知る
そして“ソリューションクリエイター”へ

HIOKIって？社会の安心と発展を支える電気計測って？計測器・計測ソリューションにかかわる仕事って…？

世界中が脱炭素化に向けて電気エネルギーへの転換を図る近年、HIOKIの技術力から生み出される電気計測は、お客様のニーズに応え続けることで、持続可能な社会の実現に向けて大きく貢献しています。

このプログラムでは、実際の製品開発や要素技術開発、生産技術開発にかかわる課題解決に、HIOKIのエンジニアとともに取り組んでいただきます！

HIOKIでエンジニアとして働くやりがい、高い技術力、ご自身の成長…
長期間、そして「リアルなR&D」「リアルな生産技術」の現場だからこそ得られるものを、ぜひ掴み取ってください。

THEME

実習テーマ

お申込み時に第三希望までご選択ください。
※選考後調整させていただく可能性があります。

【技術】計測器評価のための正弦波PWM信号生成環境の構築

現在のHIOKI保有のモーターベンチではスイッチングのパラメータや、インバーターの負荷を自由に変更することが困難です。高周波領域の損失のメカニズムをより深く理解するために、このパラメータや負荷を自由に変更できる実験環境を構築しましょう！
3相インバータから正弦波PWMを出力するための制御信号（ゲート信号）を生成できる環境構築を目標に、具体的な実施項目・開発環境の整備・マイコンのプログラムの設計・コーディングに挑戦いただきます！

必要なスキル：プログラミング経験（C言語等）

【技術】データロガーの高速かつ高精度な温度測定の検討

近年、持続可能な社会の実現に向けてEVや再エネの分野で大容量バッテリーの需要が急速に拡大。一方で、バッテリーの温度上昇が引き起こす安全性への懸念が高まっています。このような課題に対し、高速かつ高精度な温度計測技術は、次世代のバッテリー技術を支える重要な要素です。
今回は、ノイズ環境下でも高速かつ高精度に温度を測定する方法について検討します！ロガーの温度測定方法と現状の課題について学びび、検討中の新しい測定手法について議論、実証実験を行います。

必要なスキル：特になし（サポートしますので、気にせず応募してください）

【技術】疑似インピーダンス生成器に関する研究とシステム化

インピーダンス測定器は1mΩ～1MΩのような広い範囲のインピーダンスが測定でき、さらに抵抗・コンデンサ・インダクタといった位相別の特性も存在するため、設計／検証時には多量の評価用器物を必要としています。
そこで新たな試みとして任意のインピーダンスを擬似的に生成する試みを検討しています。本実習では、インピーダンス測定の原理から出発して、いくつかの機材を組み合わせ任意のインピーダンスを作り出す実験を行います。

必要なスキル：電気計測に興味のある方（サポートしますので、気にせず応募してください）
※自働計測システムを構築する予定のためプログラミング経験があるとなお良い

【技術】リチウムイオン電池のセルや部材の新規測定システムの開発

バッテリーラボでは、LiB（リチウムイオン電池）のR&D向けの新規測定システムの開発を行っています。本テーマでは、新たなシーズ探索の一環として①グローブボックス内でのセルの充放電試験とインピーダンス測定の自動化や、②電極シートの新規性能評価の手法確立を試みます。
計測器や電池の知識を学びながら、開発の醍醐味を味わいましょう！
このテーマでは、既存製品を組み合わせ、セルや部材向けの新規測定システムのPoC（Proof of Concept）を行います。

必要なスキル：計測器の基礎知識、電池の基礎知識（必要に応じてサポートします。知識が全くなくても対応します）

【技術】実験室レベルのEDLCの作製と計測課題の発掘

持続可能な社会の実現に向けて、様々な分野で活用されるバッテリーは、その需要を急速に拡大し続けています。HIOKIは、そんなバッテリー業界に対し、研究開発から量産、劣化診断等、幅広いフェーズで貢献してきました！
今回は、社内にあるバッテリーラボにて電気二重層キャパシタを試作していただきます。作製プロセスが確立していないため試作工程の設計から取り組んでいただきます。作製プロセス上で課題となる項目を上げていただき、余裕があれば計測ソリューションのアイデア出しまで実施する予定です。

必要なスキル：計測器の操作経験、基本的な化学実験経験（サポートしますので、気にせず応募してください）

【技術】テストコードを用いた評価作業の自動化

PCアプリの実装では、機能の設計・実装と並行し、テストコードも作成することで、意図せぬバグの発生を防いだり、評価項目や評価時間削減への効果が期待されます。しかし、それによる課題も多くあります。
今回は、テストコードを利用して、より品質の高いアプリケーションをリリースできるような開発体制に貢献いただきます！テストコードの作成、テスト結果まとめ、自動プログラム作成を通して、テスト結果レポートの作成方法や、各テスト項目のテストの十分さをまとめる部分が主題です。

必要なスキル：ソフトウェア開発に興味のある方（経験やスキルは問いません）

【技術】新モバイルアプリとデジタルツインの可能性の検討

HIOKIのフィールドメンテナンス製品とは、いわゆる「現場測定器」と言われる製品群。多様なお客様に多様な製品を提供し、電気社会の安心安全を守っています。
今回のテーマは、Apple Vision Proのようなシームレスに現実の空間とアプリケーションを融合した場合に、フィールドメンテナンス市場に新しい価値を提供できるか。市場や世の中の先端技術などの調査から、企画提案まで、一貫しておこなっていただきます！新しい価値を創造することが好きな方はぜひ！

必要なスキル：プログラミング経験（サポートしますので、気にせず応募してください）

【技術】生成AIを活用したソフトウェア開発環境の実証実験と効果検証

世の中で注目を集める、生成AI。「HIOKI＝電気（ハード）の会社」というイメージを持つ方も多いと思いますが、実はソフトウェア分野においてもDXを推進しているのです！
この実習では、AIを活用したDevin, Cline, Claude, Rorkまたはさらに新しいツールを導入し、ソフトウェア開発の効率化検証と、それぞれのツール導入に対する課題を洗い出していただきます。作成対象は、Webアプリ、モバイルアプリなど、ご関心やスキルに応じて相談して決定します！

必要なスキル：プログラミング経験（サポートしますので、気にせず応募してください）

【技術】生成AIを用いたアプリケーション作成

近年、生成AIの発展はめまぐるしく、HIOKIでも十分に活用できているかというを課題感を持ちながら製品開発を行っています。より未来を見据えた開発スタイルとして、AIの長所や短所を正しく把握することが目的です。
AIの力のみで、意図したアプリをどこまで作成できるか実験します。使用するAIは、ChatGPTやgithub copilotなどを検討していますが、どのAIを用いるとより効果が高いかも含め検証を行います。意図せぬ動作をさせない設計書の作成やAIへの指示の与え方などをまとめ、どういったアプリにAIが向いているか、向いていないかを調査します。

必要なスキル：アルゴリズムの理解などある方を歓迎（プログラミング経験はなくても問題ありません）

【技術】自動微分によるヤコビ行列の性能調査

自動微分は、機械学習における誤差逆伝播法にも取り入れられる手法で、アルゴリズムの理解と実装の経験は、今後AIを使うだけでなく「作る側」として活躍するキャリアにおいても、大切な技術スタックの１つ。一般にフィッティング計算の結果の評価は難しく、本テーマで得られた知見は、より信頼性の高い解析結果という点で、R＆Dにおける意思決定の精度を高め、大きく業界へ貢献することが期待されます。
非線形最小二乗法を解く上で、偏導関数の値を各要素にもつヤコビ行列は極めて大切な役割を果たします。インピーダンスフィッティング計算において、等価回路パラメータの一次微分を計算する方法はいくつかありますが、本テーマでは自動微分のアルゴリズムを実装していただき、桁落ちや丸め誤差などの性能が既存のルールベースの偏微分アルゴリズムと比較しどのような点で向上するかどうか調査。数値シミュレーションプログラム開発経験と、成果物を多面的に評価するための実験、実験結果の数理的あるいはコンピュータサイエンスの観点による解釈の実践経験を積むことができます。

必要なスキル：初歩的な電気回路の知識、プログラミング経験

【技術】回路図のSeries-Parallelグラフ変換アルゴリズム開発とGUI実装

領域横断的な知識と実装能力を持つことは、世に無いソリューションを生み出すために極めて大切です。本テーマは多周波数で測定したインピーダンスデータを等価回路に適合させる場面における、数理最適化と電気回路の領域にまたがるプロジェクト！その成果物は、バッテリーや材料界面の特性などを調べる電気化学ソリューションとして、測定データを物理定数に変換し、電気化学反応の各種定数へと橋渡しを行う際に極めて重要な役割を果たします。
シミュレーションや等価回路フィッティングの用途で、ユーザーが任意に回路を作成し、その結線情報をもとに計算を進める場面があります。本テーマでは、いわゆるSpiceモデルではなく、Series-Parallelグラフへの変換手法を開発していただき、余裕があれば、回路全体のインピーダンスを計算するアルゴリズムと、それらにアクセスできる使いやすいGUIを実装します。
参加者は数学や物理の知識を応用し、ソフトウェアソリューション開発における具体的な問題の１つを解く経験を積むことができます。

必要なスキル：初歩的な電気回路の知識、プログラミング経験

【技術】問い合わせ管理システムの実装

公開中のWEBアプリケーション「EISStudio」には世界中から問い合わせが集まりますが、蓄積した内容が活用できていないという課題があります。今後このWEBアプリのローンチに向けてプロモーションを拡大する計画があり、問い合わせが急増することが予想されます。本テーマは、持続可能な運営体制の構築や、ナレッジマネジメントのために避けては通れない重要な立ち位置にあります。参加者は、WEBシステムの設計～実装まで一連の開発経験を積むことができ、今後のあらゆるビジネスにおいて競争力の源泉となるであろう、生成AIを活用した非構造化データの分類・活用の実施経験を積むことができます！
WEBアプリのフォームから送られてくる問い合わせについて、内容を蓄積するDBを改良していただき、複数人の担当者での運用を見据えた管理GUIや、利用者が問い合わせと返答をスレッド形式で確認できる機能の開発をしていただきます。余裕があればLLM・生成AIの技術を用いて、返答の雛形や参考用の日本語訳の生成、類似質問の検索と回答例のサジェスチョンを行う機能などを開発いただきます！

必要なスキル：初歩的な電気回路の知識、プログラミング経験

【技術】計測標準の開発支援

計測器は作るだけではなく、作ったものが正しく測れるかどうかを確認する「校正」という作業が必要です。校正を行うためには、計測器よりさらに正しいもの「計測標準」を用意する必要があるため、高精度な計測器を作るほど優れた標準が必要となります。計測標準開発とはすなわち世界で最も正しいものを創り出そうとする営みであり、その最先端の一翼を担っていただきます。
HIOKIの計測器は高精度であるため、背景に示したように優れた計測標準が必要です。その開発に参加していただきます。専攻は問わず、専攻・興味に合わせたテーマを選定します。具体例は以下の通りです。
・高精度分圧器、低抵抗標準の文献サーベイ
・開発中の計測標準の評価活動への参加

必要なスキル：なし（適宜、指導のもと学習いただきます）

【生産技術】調整検査ソフト作成と修正

生産部の使命は、お客様が満足し、喜んでいただける高品質な製品を最高のサービスを、最短納期でお届けすること。そして、それによる豊かな社会と持続可能な社会の実現への貢献。
今回は、そんな生産部の使命に「調整検査ソフトウェアの開発及び、既存ソフトウェアの改善」を通して貢献するやりがいを実感していただきます！今後生産に使用するソフトウェアの作成、または実際に使用されているソフトウェアの修正を行うことにより、リアルな現場経験を体験すると共にソフトウェアについても学びます。

必要なスキル：プログラミング経験があること(Visual Basic、VBA等)

【生産技術】エポキシ樹脂の滴下計量の自動化

エポキシ樹脂は、正確な重量比で混合しないと硬化不良を起こすデリケートな材料。今回、少量のエポキシ樹脂を正確に計量し混合するシステムを構築して、生産の品質を向上させるだけでなく、人が薬剤に接触する機会を減らして安全衛生面の向上も目指しています。エポキシ樹脂を正確に滴下＆計量し、正確な混合比でエポキシ樹脂を混合するシステムを、生産性を考慮しながら構築します。
実習では滴下をどう制御するか、生産を想定した場合にどういう構成にするべきか等を検討する過程で、機器を自動化するために、そして生産技術者として何を考える必要があるのかを理解してもらいます。

必要なスキル：必須：Excelを扱えること。意欲をもって実習に取り組めること
＊SequenceMakerを使う予定です
＊機器を制御する方法や進め方は実習中に理解してもらうため不要です

【生産技術】指示板照合アプリの開発

現在、製品に貼り付けられる指示板をの検査は、目視で行っています。しかし、照合履歴が残らないという問題や、誤った指示板がそのまま出荷されるリスクがあります。これらの課題を解決するために、画像検査による工程の信頼性を向上させたいと考えています。
製品の指示板を画像検査し、検査結果を記録するアプリを開発いただきます！画像検査の設定を行う別メンバーと協力して進めていただきます。それに加えて、ユーザーへのヒアリングやアプリの動作確認・評価も担当していただきます。使用するプログラミング言語はVB.NETです。プログラミング経験がある方が望ましいです。

必要なスキル：プログラミング経験がある事が望ましい

【生産技術】生産設備ジグ作成

お客様が満足し、喜んでいただける技術と高品質な製品を最短納期でお届けすること。お客様が安心できる最高のサービスを提供すること。それにより、豊かな社会と持続可能な社会の実現に貢献すること。これが、HIOKIの生産部の使命です。
今回は、実際に生産現場で使用しているジグの改善（再製作、アレンジ品の製作）を行います！1台でも多く生産品を完成させ、かつ現状より高品質な製品を生産できる生産支援用補助具（ジグ）の設計、製作を行う事で、参加される方は、専門知識や専用ソフトウェアの習得ができます。

必要なスキル：プログラミング経験があること(Visual Basic、VBA等)

about entry

応募について

対象

理系学科で、2027年3月卒業見込み、または2023年4月以降卒業の方

日程

8/18(月)～9/12(金)

場所

HIOKI本社（長野県上田市小泉81）

定員

各テーマ1～2名（エントリーシートおよび適性検査にて選考）

備考

・交通費は往復分を実費支給します
・希望者は敷地内「HIOKIロッジ」に宿泊いただけます（宿泊費当社負担）
※「HIOKIロッジ」についてのご紹介はこちら

flow

参加方法

STEP01

 マイページへエントリー

エントリーはこちら！

STEP02

エントリーシート提出および適性検査受検

提出・受検期限は7/7(月)13：00です

STEP03

選考結果・詳細ご案内

7月下旬ごろマイページよりご案内します

FROM RECRUITER

採用担当からメッセージ

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キャリアを考えるには、業界・やりがい・働きやすさ…様々な観点があります。皆さんにとって理想とするキャリアとは何でしょうか？

電気計測器メーカー・HIOKIは、間違いなくニッチな企業です。しかし、世界的な再生可能エネルギーへの転換期の今、電気に携わるあらゆるプロフェッショナルに新たな計測ソリューションを提供することで、私たちは脱炭素化、そして持続可能性に貢献しています。

今、皆さんは少しずつ様々な業界や企業の情報をインプットしている時期かと思います。HIOKIでのリアルな”就業体験”を通して、
「どんな挑戦をし成長していけるのか？」
「働く環境や共に働く人はどうなのか？」
「社会にどう貢献していきたいのか？」
ぜひ、体感し、考え、そして成長の糧としてください。

皆さんのご参加を心よりお待ちしています！


採用担当　丸山/安田/クリス/シルバ

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お問合せ

日置電機株式会社　グローバル人事部
長野県上田市小泉81
0120-3030-43

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