育児支援

東京エレクトロングループには、仕事と家庭を両立しながら活躍している社員がたくさんいます。ここでは、育児支援制度の一部と、実際に制度を利用した社員の声をご紹介します。

 

育児休業の取得率・復職率

東京エレクトロングループ社員の育児休業に関する2020年度のデータは以下の通りです。

・育児休業の取得率    95.3% (他社平均82.2%)

・育児休業からの復職率  96.4% (他社平均89.5%)

※平均引用元:厚生労働省「雇用均等基本調査」

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東京エレクトロングループの育児支援制度一覧

育児休業などの子育て支援制度は、女性だけでなく男性も利用できます。

制度

対象

概要

通勤緩和 妊娠中の女性社員 1日1時間を限度として、始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げが可能(有給)
※法定の通り
育児休業 生後1才6か月到達後の4月末日に達しない子供を養育するすべての社員

➀子供が1才6か月到達後の4月末日までのうち本人が申し出た日まで取得可

➁満1才6か月到達後の4月末日を超えても、保育所へ入所できない場合、満3才に達する日(誕生日前日)まで休業期間を延長できる

※国の法律では「2才到達日まで」のため、法定を上回る

育児時間 生後満1歳に達しない生児を育てる女性社員

所定の休憩時間のほか、1日2回それぞれ30分間、生児を育てるための時間を請求可能(有給)

※国の法律では有給無給の規定がないため、法定を上回

育児対応勤務

➀小学校卒業までの子を養育する社員

※国の法律では「3才未満」のため、法定を上回る

1日1 時間 30 分を限度として、始業・終業時刻の繰り上げ・繰り下げが可能
子の看護休暇 小学校就学の始期に達するまでの子供を養育するすべての社員

一事業年度当たり養育する子が1人の場合は5日、2人以上の場合は10日を限度として取得可能(5日目までは有給)

※国の法律では有給無給の規定がないため、法定を上回る

子育て応援休暇 中学校就学の始期に達するまでの子供を養育するすべての社員

一事業年度(4月~翌年3月末日)あたり5日を限度とした、子供の養育のための特別休暇

※東京エレクトロングループ独自の制度

育児支援制度利用者の声 

実際に制度を利用した社員に、率直な感想を聞いてみました!

TEL 先端データ企画部
2002年入社

吉井 直樹

TEL 先端データ企画部 2002年入社
技術第三部第2Gr. 2001年入社

佐藤 紀子

技術第三部第2Gr. 2001年入社
TML 開発部 要素開発Gr.
2017年入社

樋口 龍太

TML 開発部 要素開発Gr. 2017年入社
人事部 グローバル人事Gr. 2008年入社

堀越 桐子

人事部 グローバル人事Gr. 2008年入社
  • 育児休業中に体験した気配りや思いやりは、仕事においても役立っている

    2019年4月から8月迄の5カ月間、育児休業制度を利用しました。家庭の事情で妻が里帰り出産できないこと及び子供の世話をしたいという思いもあり、本制度の利用を決意しました。当時は男性の育児休業の例はまだ少なかったので、上長も少し驚いていた様子でしたが、すぐに私の考えを理解していただけました。正直、将来のキャリアのことを考えると、最初は不安な気持ちが強くありましたが、上長との話し合いの中で様々なアドバイスを頂けて、休業に入る頃には不安な気持ちはほぼ無くっていました。特に、「育児休業制度の利用によって、評価がマイナスになることはない。戻って来た時の席は用意しておくから心配は要らない。」という言葉はとても心強かったです。

    復職日はさすがに緊張しましたが、周囲の方々の暖かい配慮もあり、1カ月も経たないうちに以前と同様に業務を実施できていたように思えます。育児休業中に体験した妻や子供への小さな気配りや思いやりは、仕事においても役立っており自分自身だけではなく周囲に与える影響へもプラスになっているように感じているので、今後の子育てと仕事の両立においても更に活かしていきたいと考えています。

    育児休業中に体験した気配りや思いやりは、仕事においても役立っている
    吉井 直樹
    TEL 先端データ企画部
  • 焦らずベストを考えていけばよい

    2008年7月から2009年5月まで、産休育休制度を利用しました。また、2011年1月より2度目の産休育休制度を利用し、2012年7月に復帰しました。

    育休制度の取得に際しては、取得していた方が周囲にも多数おり取得しやすい環境ではありましたが、同僚にご迷惑をおかけすることが予想できたため、とても不安でした。しかし、上司から「両立は大変だと思うけど、大変なのは小さい時だけで、その後のことを考えた時に、退職するよりは制度を利用した方が良い」とアドバイスをいただき、安心して制度を取得することが出来ました。復帰後は、子の看護休暇をいただいたり、育児対応勤務制度などを利用しました。部署のメンバーにはご迷惑をおかけしましたが、支えていただいている雰囲気がありました。大変感謝しております。

    子育てと仕事の両立の秘訣は、時間管理につきます。チームで仕事をしますので、自分の業務内容の一覧は作成しグループ内でいつでも見れるようにしておくことや、常に一日のTo Doや上司への報告を意識した仕事をしています。これは子の有無にかかわらずですが、優先事項を決めておき、限界や制限を決めずに、やり切れる範囲でやることです。家族生活も変化しますし、コロナなどで働く環境も変わる中で、焦らずベストを考えていけばよいと思っております。そういう考えを持てたのも、周囲のメンバーの人間性や選択肢が広い会社ゆえだと思います。

    皆さんにたくさんお世話になりましたので、今後は、同様な経験の方に対してお返しをすることが目標です。

    焦らずベストを考えていけばよい
    佐藤 紀子
    TTS 技術第三部 第2Gr.
  • サポートしていただけるという環境はとても助かりました

    2018年の5月から5ヶ月間、次女の誕生に合わせて育児休業を取得しました。

    育児休業を取得した理由は、夫婦とも地元が遠方であり、お互いの両親も仕事があったため、私が休みを取得して妻に協力しようと決めたからでした。

    育休取得前後で最も変わったことは、育休取得前に所属していた部署が育休中に解散、育休後違う部署に配属になったという点です。大きな環境の変化ではありましたが、周囲の皆さんのサポートのおかげでスムーズに復職することができました。また、育休を取得するにあたって快く送り出してくれ、復職時に迎え入れてくれた周りの方にはとても感謝しています。

    ワーク・ライフバランスを保ちながら働くことができるサポート体制が会社としてあること、加えて周囲の方も制度への理解があり、サポートしていただけるという環境はとても助かりました。

    サポートしていただけるという環境はとても助かりました
    樋口 龍太
    TML 開発部 要素開発Gr.
  • 仕事の目的や最善の方法は何かを考えてから取り組むようになりました

    2018年10月から2019年4月までの半年間、産前休暇・育児休暇を利用。復職後は、時短勤務制度を利用しています。休職前は、上司・先輩も2児、3児の母という恵まれた環境だったので、産休・育休取得に不安はありませんでしたが、復職後は新しいグループへの配属となったため、どのような仕事をアサインされるのか、育児と両立ができるか、という不安がありました。幸い、新しく配属されたグループの上司も子育てに理解があり、経験のある業務を中心にアサインしてもらえたので、1年間はほぼ時短勤務内で仕事を終えることができました。新しい仕事が増えてきた最近は残業することもありますが、在宅ワークもフレキシブルに使わせてもらっており、業務時間も比較的調整させてもらっているので、ストレスもそれほどではありません。

    産後は、仕事のやり方も変わったように感じています。時間制限があるため、以前より仕事の目的や最善の方法は何かを考えてから取り組むようになりました。また、復職して強く思うことは、相談をしやすく、就業時間にある程度裁量を持たせてもらえる職場というのはとても働きやすいということです。産休や育休に限らず、突発的な休暇を取らなければならない事情というのは誰でも発生すると思います。誰にとっても働きやすい職場になるように、私自身もメンバーが相談しやすい、働きやすい職場環境を作れるように心がけたいと思っています。

    仕事の目的や最善の方法は何かを考えてから取り組むようになりました
    堀越 桐子
    TEL人事部 グローバル人事Gr.

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