『面接へ向けてのアドバイス』
採用面接に臨まれる方へ、採用担当の立場からアドバイスをさせていただきます。
皆様のこれからの輝かしい人生に少しでもお役に立てれば幸いです。
1.素の状態のあなたが見たい
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多くの会社は毎年人材を採用してします。そしてどの会社も『優秀な学生を採用したい』と願っています。
面接を受ける側、つまり皆様のような学生の立場からすると面接は誰しも緊張するし、自然と自分を格好良く見せたいという心理が働くものです。
ただ、会社の面接官の立場からするとできるだけ『普段の素の状態のあなたを見たい』と言うのが本音になります。
2.人材を見極めるポイント
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入社後に成果を上げることができる人材かどうかを見極めるポイントはその人が過去に取った行動を掘り下げることにあります。
これは過去に採った行動は同様の環境や条件が揃えば、将来においても同じように実行できる可能性が高いという考えから来ています。
つまり、再現性が高いということを示しているとも言えます。
3.実際に面接官が聞くこと
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つまり、面接官はその人がどのような能力を持っているのかを確認するために過去から現在までに蓄積された経験に裏打ちされた事柄に関する質問を行います。
未来の話はいくら聞いても誰にも確約できないものであるため不確かな情報でしかありません。
その為、ただ単に過去を聞くだけでなく、もっと掘り下げてその行動がどのような背景でどのいった役割・立場で行われ、結果どのような成果に結びついたのかを具体的に確認していきます。
4.面接官の視点
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面接官はその人がどのような人物なのかこの先一緒に仕事をしていく仲間になるかもしれないと思いながら興味を持って面接に挑んでいます。
自分を大きく見せる話よりも日常の何気ない行動に関わる話の方が興味をそそられるものなのです。
もちろん、自分の強みなど、アピールすべき点を纏めてアウトプットする事は、面接において大変重要な事柄でです。
しかし日常での何気ない経験を話す事もまた、同じように大切であると考えて頂ければ幸いです。