HP_信頼性保証本部_先輩社員20221124

担当する医薬品の品質保証チーム員として、

トラブルを乗り越えられた時や、自分自身のパフォーマンスに

感謝してもらえた時に大きな喜びを感じています。

2020年入社 薬学研究科卒

Q1.業務内容とやりがいは?

主に海外向け製品の品質保証業務を行っています。品質保証部の業務というとあまり馴染みが無いかと思いますが、私が担当するGMP※の業務では具体的には以下のようなことを実施しています。

・製造方法等の変更を行う際に、品質への影響を評価する。
・トラブルが発生した時に、影響や原因の調査を行う。
・トラブルに対する是正・予防措置を策定し、製造所での完遂を確認する。
・製造所を監査する。

これらの業務は、薬事やサプライチェーン、CMCや製造所等、他の多くの部署と関わりながら進めていくプロジェクトマネジメント的な側面があるため、他社・他部署と連携しながら無事に対応ができた時、達成感を感じます。

また、私の担当している品目は、海外にも輸出されるグローバル品目のため、海外グループ会社や海外他社とも日常的にコミュニケーションを取ります。私はグローバルな仕事に興味があったため、実際に英語を使って仕事ができること、実務を通して多くの国に薬を届けている実感を得られることは、大きなやりがいだと感じます。

※GMP:医薬品及び医薬部外品の製造管理及び品質管理の基準に関する省令

Q2.実際に、入社してみて率直な感想は?

私が予想していたよりもチャレンジをさせてくれる、というのが入社した時の印象です。入社当時、メールのみがコミュニケーションのツールだったため、「チャットシステムがあったらいいのに」と何気なく日報に書いたところ、「じゃあチャットシステムを導入してみる?」と言われました。結果、部内の試験的導入プロジェクトのリードをさせてもらい、その後全社導入プロジェクトに参加、最終的にはチャットシステムの全社導入に貢献できました。

品質保証部にはベテラン社員が多く若手は少なめですが、だからこそ、若手の視点や挑戦を大切にしている環境だと感じます。

Q3.職場の環境や雰囲気は?

入社当初から、コロナの影響で在宅勤務が導入されたため、基本的には在宅勤務をしています。そのため、職場の方とのコミュニケーションはウェブ会議を通じて取ることの方が多いですが、品質保証部のメンバーは親しみやすい方が多く、何かあれば相談しやすいと感じます。

また毎月の出社回数は規定されているため、出社時に皆さんとランチをしたり、オフィスでお話したりすることで、画面以外でのコミュニケーションを取ることもできます。

Q4.日常の失敗や悩みはどのように解決している?

大きなトラブルがあれば、すぐ周りの方に相談しています。品質関係のトラブルはなるべく早く報告・対応することが大事ですし、一緒に解決策や対処法を考えてくださる優しい方が多いため、相談しにくいということは特にありません。

小さなトラブルや疑問については、ある程度調べ、自分なりに考えた対応策を提案するような形で相談しています。品質保証部の業務は、規制情報や製造・試験等、様々な専門的知識が必要です。知識を補うために、希望すれば外部セミナーに参加させていただくことも可能であり、そういった機会を活用しながら普段の業務に生かしています。

キャリアやその他業務の悩みについては、上司との定期的な面談等、相談できる機会が用意されていますし、普段の会話の中でも話しやすいです。

いずれにせよ、皆さん温かくサポートしあえる環境だと感じています。

Q5.今後、チャレンジしていきたいこと、将来の夢は?

品質保証部には、製造や試験、研究等のバックグラウンドがある方が多く、そういった方の対応や判断を見ていると、品質保証部で新卒入社した私には無い着眼点があると感じています。品質保証のスペシャリストとして今後より活躍できるよう、そういった他部署での仕事も経験してみたいです。また、いつか海外赴任にもチャレンジしたいので、英語力だけではなく、海外の規制情報についても勉強したいと考えています。

Q6.就職活動されている方へのメッセージを!

私自身、就活中は不安になることも多かったのですが、後から考えれば、就活ほど様々な会社を見ることができて、自分について考え直す機会は無かったと思います。全力で、自分らしく、楽しんで挑戦していただければと思います。その結果、皆さんと一緒にSHIONOGIで働くことができれば、それを楽しみにしています。