koyama

データサイエンス部は、端的に言うと

「探求心・探究心が強い集団」です。

2006年度入社:薬学部 薬学科

Q1. 現在の業務内容とヤリガイについて教えてください

社内外のデータ集積、全社視点でのデータ管理基盤体制構築、また、それらのデータの可視化に携わっています。データサイエンスを行うための、データ管理と活用基盤の整備になります。とはいえ、私は入社以来、専らMR(医薬品情報担当者)として活動をしてきたため、データマネジメント、データエンジニアリングについて日々学びながら業務にあたっています。これまでは最終的に作成されたデータを見る立場から、その作成に関わる立場になりました。多種多様なデータを取り扱い、時にはその情報が会社の意思決定にも影響しうる業務を担当していることに、ヤリガイと責任の重さを感じております。適切な充実感と緊張感を持てる業務です。

Q2.職場の環境やデータサイエンス部の雰囲気は?

端的に表現すると、「探求心・探究心が強い集団」です。成果創出のため、常に新しい技術、情報に関心を持ち、学び続けています。そのため、私の人生において、これまで耳にしたことの無い単語が日々、飛び交っています。ただ、困った時には、問題の大小関わらず、すぐに相談が出来る雰囲気です。その際は、想定以上の解決手段を得ることができます。また、メンバー各々が、多様な経験を持っており、独自の専門性、スキル、経験を有しています。そのため、どなたと話しても刺激になります。皆が、物事を前向きに、建設的に捉えており、否定的な発言を聞かないところも特徴的だと感じています。

Q3.前所属の経験が今の業務にどのように活かせていますか ?

MR職の営業職的側面にて培ってきた経験を活かして業務にあたっています。データ分析にはビジネス視点での課題形成、解釈、評価が重要となるためです。どのようなデータが、ビジネスニーズに対して回答できるか、また、そのデータどのように整備しておく必要があるか、データマネジメントにおいてもビジネスの観点は欠かせません。現場の目線も含めて、物事を捉えることが出来るのは、実際にMR活動に携わってきた経験の賜物だと感じております。一方で、偏った考え方に凝り固まらないよう、視野を広く、他者の意見に対し、意識的に耳を傾けるようにしております。傾聴力もこれまでの経験が活きているところかもしれません。

Q4.現在の業務に必要なスキルはどのように磨いていますか?

会社制度の活用、社内研修の参加、自己学習によって研鑽しております。SHIONOGIでは自己投資支援として自ら学びたい者に対する助成制度があります。また、データサイエンス部内で実施している、有志の勉強会や、教育/研修に積極的に参加し、データエンジニアリングチームに留まらず、データサイエンティストとも積極的にコンタクトを取っています。最近は、社外の無料ウェビナーも増えておりますので、こちらも活用しております。未知の単語に遭遇した際は忘れないよう、すぐに検索をしたり、無知を恥じず、メンバーに教えていただくようにしたりしています。また、得られた知識、スキルを家族に上手く説明できるかアウトプットすることで知識の定着に活かしています。

Q5.あなたが今後チャレンジしてみたいこと、将来の夢は?

チャレンジしたいことは沢山あります。最も大きなチャレンジとしては、組織の意思決定に資するデータ利用基盤の整備、運用になります。データサイエンティストがより高度な解析ができるよう、また、データサイエンティスト以外のものも安心、安全、簡便、タイムリーにデータの利活用ができるような状態にすることを目指しています。製薬企業として、自社のDX推進に貢献することは、医療従事者、患者さん、さらにはそのご家族への貢献に繋がるものと信じております。使命感を高く持ち実現していきます。自分にしかない武器というものを磨いていきたいと考えおります。