Q1. 現在の業務内容とヤリガイについて教えてください

社内外のデータ集積、全社視点でのデータ管理基盤体制構築、また、それらのデータの可視化に携わっています。言い換えると、データサイエンスを行うための、データ管理と整備になります。とはいえ、私は入社以来、専らMR（医薬品情報担当者）として活動をしてきており、現在の業務に就いてから日も浅いため、日々、学びの連続です。

これまでは最終的に作成されたデータを見る立場から、その作成に関わる立場になりました。多種多様なデータを取り扱い、時にはその情報が会社の意思決定にも影響しうる業務を担当していることに、ヤリガイと責任の重さを感じております。適切な充実感と緊張感をもって業務に取り組んでおります。

Q2.職場の環境やデータサイエンス部の雰囲気は？

端的に表現すると、「探求心・探究心が強い集団」です。成果創出のため、常に新しい技術、情報に関心を持ち、学び続けています。そのため、私の人生において、これまで耳にしたことの無い単語が日々、飛び交っています。

ただ、困った時には、問題の大小関わらず、すぐに相談が出来る雰囲気です。その際は、想定以上の解決手段を得ることができます。また、メンバー各々が、多様な経験を持っており、独自の専門性、スキル、経験を有しています。そのため、どなたと話しても刺激になります。

皆が、物事を前向きに、建設的に捉えており、否定的な発言を聞かないとこも特徴的だと感じています。

Q3.前所属の経験が今の業務にどのように活かせていますか ？

MR職の営業職的側面にて培ってきた経験、勘、度胸（KKD）を活かして業務にあたっています。データ分析にはビジネス視点での課題形成、解釈、評価が重要となります。データが、ビジネスに対してどれだけ合致しているか、どれだけのインパクトをもたらすものなのかの評価・検証、さらには、得られたデータから、新たな価値提案を実施するためにはビジネスの観点は欠かせません。現場の目線で物事を捉えることが出来るのは、実際にMR活動に携わってきた経験の賜物だと感じております。

一方で、偏った考え方に凝り固まらないよう、視野を広く、他者の意見に対し、意識的に耳を傾けるようにしております。傾聴もこれまでの経験が活きているところかもしれません。

Q4.現在の業務に必要なスキルはどのように磨いていますか？

会社制度の活用、社内研修の参加、自己学習によって研鑽しております。塩野義では自己投資支援として自ら学びたい者に対する助成制度があります。

また、データサイエンス部内で実施している、有志の勉強会や、教育/研修に積極的に参加しています。最近は、ありがたいことに社外の無料ウェビナーも増え、こちらも活用しております。未知の単語に遭遇した際は忘れないよう、すぐにメモをして、PC検索をしたり、無知を恥じず、メンバーに教えていただくようにしたりする癖をつけています。また、得られた知識、スキルを家族に上手く説明できるか挑戦しています。

Q5.あなたが今後チャレンジしてみたいこと、将来の夢は？

チャレンジしたいことは沢山あります。その中でも第一に挙げられることは、やはりMR出身ということがあるため、社内外データを活用し、MR活動のDXに貢献することになります。活動をデジタルで100%解決することはできませんが、MRの働き方をデジタルで支援することは十分可能であると考えています。

MRを支援することは、医療従事者、さらには患者さん、そのご家族への貢献に繋がるものと信じています。製薬メーカーの一員として、使命感を高く持ち実現していきます。ほかにもチャレンジしたいことは挙げればきりがありませんが、自分にしかない武器というものを磨いていきたいです。