経営者意識をもって全社課題へ向き合う

経理部 

2016年入社

入社動機

専門性を活かしながら

誇りをもって働き続けたい

社会貢献を本業とする企業で誇りをもって働きたいと強く想い、就職活動をスタートしました。様々な業界がある中で、生きる上で必要不可欠であるにも関わらず、カロリーベースの自給率が4割しかない「食料」、まさに食品業界で働くこと自体が、社会貢献になると考えました。その中でも、当社創業者の「日本の人々においしく栄養価の高い西洋菓子を届けたい」という創業の精神や「世界の子どもたちに貢献できる企業になる」という夢が、自分自身の企業選びの軸と一致しました。

また職種は、大学のゼミで管理会計を学びながら、中小企業診断士の資格も勉強していたこともあり、学んだことを活かせる経理部門で働き、将来は企業経営に携わりたいと考えていました。様々な企業の人事の方とお話しする中で、当社は、私が大学時代に取り組んでいたことに一番共感して頂いたと感じ、当社で誇りをもって働き続けたいと思いました。

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現在の仕事内容

経理財務に関する全社的な課題を分析

入社後は経理財務部門へ配属され、5年間、当社単体の決算業務をはじめ、子会社を含めた連結決算業務、決算短信・有価証券報告書など外部へ開示する資料の作成、監査法人に対する監査対応に携わりました。その他、消費増税など様々な法令対応も行いました。

その後、現在の経理部予算管理グループへ異動しました。予算管理グループの大まかな業務の流れは、①予算編成→②実績の進捗管理→③予算と実績の比較分析による課題抽出・改善策提案→④全社への報告です。その中でも特に①予算編成は、全社員が1年間の活動をする上で目標となる売上・利益予算数字を設定する、最も重要な業務です。

私は原価管理・投資管理をメインに担当し、月単位・四半期単位・年単位のそれぞれで両者のPDCAを回しています。予算と実績を定量的に比較分析した上で、なぜそのような結果となったのかを各部へヒアリングし定性的な分析を行って、全社へ報告します。また、四半期ごとにある決算開示の際には、外部開示する資料のバックデータの作成等も行っています。

また、当社では「2030経営計画」の達成に向けて全社的な課題を認識し、各部横断的に対応策を検討しています。その過程で発生する様々なプロジェクトに経理部の一員として主体的に携わり、各部門の方々と密に協力し合いながら業務を遂行しています。

■1日のスケジュール

  • 9:00

    出社

    コロナ禍ということもあり、フレックス制度を活用して時差出勤で出社時間を遅らせたりもしています。

    また週に1~2回は自宅にてテレワーク勤務もしています。

  • 10:00

    数値分析

    集計された実績数字を様々な観点から分析しています。予算編成の時期は予算策定に時間を費やします。

  • 12:00

    昼食

    休日の出来事などを話しながら、上司・同僚と食事をとることが多いです。とてもリラックスできる時間です。

  • 13:00

    部内ミーティング

    各自タスクの進捗状況を報告し、部内での課題をディスカッションしています。

  • 14:00

    打ち合わせ

    社内の各部署との打ち合わせが多いです。業績に関する課題共有や予算に関する相談等、内容は多種多様です。

  • 16:00

    資料作成

    最終的には社内の経営陣や社外へ公表する場合もあるため、端的で分かりやすい表現を心掛けて作成しています。

  • 17:30

    退社

    帰宅後は趣味に時間を使っています。同僚とご飯を食べに行くこともあります。

仕事のやりがい

経営者意識を持って企業の永続性を支える

森永製菓グループにおける経理財務の最終責任部門の一員として、経営者意識をもって、当社が“継続的・永続的に発展し続ける”ための様々な業務へ、主体的に加わることができることにやりがいを感じています。

私は原価管理や投資管理をメインで担当していますが、原価管理の一例をご紹介します。“原価”と一言で言っても、生産活動に伴って比例的に発生する変動原価もあれば、生産活動に関わらず一定額発生する固定原価もあります。また工場ごとに生産される製品は異なりますし、季節による繫閑もあります。そして一品一品の原価率も異なります。そのような前提を正しく理解した上で、原価の分析を行い課題を発見し、原因を考えて他部門も巻き込みながら業務改善を図っています。

入社後一貫して“経理”業務に携わっていますが、業務遂行に当たっては、単に簿記などの会計に関する知識だけがあれば良いということではなく、研究開発から商品がお客様の手に届くまでのバリューチェーンに対する深い業務理解が必要です。

さらに、新型コロナウイルスの流行、原材料の高騰や為替の変動等、外部環境が大きく変化し、先を見通しにくい中、日々難しさを感じていますが、就職活動の時から希望していた経理業務に携わることができ、とてもやりがいを持って仕事に取り組むことができています。

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私の成長エピソード

周囲を巻き込み全社プロジェクトを完遂

入社3~4年目の時に、経理財務部門の主担当として携わった消費増税対応(2019年10月開始)です。当社は食料品を販売しているため、8%→10%への増税対応と並行して軽減税率への対応も求められました。

まずは公表されたルールを読み込み、国主催のセミナーに足を運んで勉強を重ね、細部の悩ましい論点は顧問税理士へ相談し、時には国税庁へ質問状を送るなど、同じ経理部門の先輩と共に、当社が対応しなければならない内容を地道に整理しました。

その後、各部や子会社への説明会、得意先・仕入先との折衝の中で発生した実務課題の相談窓口対応など、森永製菓グループ全体への周知徹底を行いました。また複数の消費税率に対応できるようIT部門ともシステム改修のすり合わせを行い、実務上の手引書なども作成し、全国の森永製菓グループの社員の方々が正しく経理処理・税務処理を行える体制を整えました。

入社3年目で初めて挑む、絶対にミスが許されない法令対応の大きなプロジェクトでしたので、非常にプレッシャーを感じました。任せていただいた上司、一緒にプロジェクトを進めて頂いた先輩方に感謝の気持ちを持ちながら、各部と密に打ち合わせを重ね、タスクを管理し協力しながらプロジェクトを完遂できたことは、私にとって大きな成長となりました。

※掲載内容は、取材当時のものです。

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