#長年の造船業で培ってきたノウハウを使って様々なサービスを提供する
  • 小熊 美香

    三井E&S造船 営業部

    早稲田大学 スポーツ科学部
    2016年入社
Career

入社1年目は本社の営業に在籍し、2年目から岡山県玉野市にある工場で工場営業として3年間様々な船の建造・引渡に携わる。

その後、本社の営業に戻り、現在では船舶に限らず様々なサービスの営業を担当

  • これまで三井E&S造船では自社工場での船の建造を主な事業としてきましたが、2021年に長年培ってきた船の開発・設計・建造技術を生かしたエンジニアリング企業に生まれ変わりました。そのため、これまで当社工場で建造する商船を国内外の船主、オペレーターさんに対して売り込んできた我々営業も、船主さんだけでなく国内外の他造船所等もお客様となり、より多くのお客様に対して三井の船の設計や新しい船の開発、船だけに関わらないコンサルティング等、当社の造船業で培ってきたノウハウを使って様々なサービスを提供すべく、日々営業活動をしています。具体的には、当社の船型を他造船所で建造したり、船主さんと一緒に新しい船型を開発したり、デジタライゼーション技術を使って船の安全運航の提案をしたり等、常に新しい事に挑戦しています。

初めて担当したお客様が”三井ファン”に

  • 玉野工場勤務1年目に担当させてもらったばら積み船の建造では、先輩社員や他部署の人にも助けてもらいながら初めて工場営業の主担当として船の引渡に携わりました。日々の建造監督さんとのやり取りやシンガポールの船主さん、海外乗組員への対応、社内調整等、本当に毎日忙しく走り回っていたのを覚えています。
    この船が当社と船主さんの間の初めての建造船でしたが、引渡の時には「いい船をつくってくれてありがとう」とお客様に言葉を頂き、その後その船主さんと追加船の契約が決まりました。工場で自分が担当していた船が次の商売に繋がったと思うと非常に嬉しく、お客様に自分たちの仕事を評価してもらえたのかな誇りに感じました。今後も自分たちにしかできない価値を提供し、”三井ファン”を増やしていきたいと思います。

世界的トップクラスの日本の造船業

  • 自分が就活生の時に世界の物流(重量ベース)の9割以上が船による海上輸送ということを知り、世界の物流を支えている商船の偉大さに学生ながら感動しました。その船を建造している日本の造船業、造船技術が世界トップクラスであるという事を知り、”日本のものづくり”にあこがれを抱いて入社を決めた事を覚えています。今では造船業からエンジニアリング業へと事業を転換しましたが、世界の物流を支える海事産業に貢献するという事には変わりません。事業転換し、自社で建造する船だけでなく当社が開発・設計した船が国内外の造船所で建造され、その船が海事産業を支えているという意味では、より業界・世界の為になれているのかなとこれまで以上にやりがいを感じています。

就職活動中のみなさまへ

就職活動は様々な業界、企業について知れるいい機会ですので、最初から業界を絞らずに広く情報収集をして、それぞれの企業が何をしているのかぜひ見てみてください。その中で三井E&S造船に興味を持ってくれて、一緒に働くことができたらとても嬉しいです。

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