DE鈴木さん(大きいサイズ)
#現状に満足せず、他部署を巻き込み高品質な製品を追求
  • 鈴木 瞭介

    玉野機械工場 生産総括部 生産技術グループ

    上智大学大学院 理工学研究科出身
    2016年入社
Career

品質保証部試験グループにて舶用ディーゼルエンジンの試運転担当を経て、現在は生産総括部生産技術グループにて、舶用ディーゼルエンジンの試運転における自動化業務を担当。

  • 2021年8月より生産総括部生産技術グループに異動し、デジタル技術を活用した舶用エンジン陸上試運転の自動化に携わっています。入社以来ディーゼル品質保証部試験グループに所属し、エンジンの性能確認責任者として工場内でエンジンを試運転し、出力・燃費・温度・圧力などのさまざまなデータを取り、仕様書通りの性能が出ているか、また安全性や品質に異常がないかを確認していました。実際に運転していると、図面上では分からないエンジンの振動があり配管が揺れたりします。その際は、エンジン性能として問題なくても、防振サポートを追加できないか?など提案し、高品質な製品を仕上げる対応もしてきました。現在は、試験グループで得た知識や経験を生かし、より効率的なエンジン試運転のシステムを構築する仕事をしています。

会社の垣根を越えた人の繋がりに感動

  • 試運転を終えたエンジンは国内・海外の造船所へ船舶で海上輸送し、建造中の船舶に搭載されます。その後、本船に乗り込み海上試運転に立ち合います。造船所主導の元、船舶を実際に海上で動かし工場試運転と同等の性能が出ているか確認します。海上試運転では夜通し運転をしたり、突発的なトラブルやアラームが発生した際には船主や造船所の方への説明や協議をしたり、心身共に大変なことも多々あります。しかし、全てのテストが無事終了した際は、試運転に携わった各社メンバーと会社の垣根を越えた仲間意識が生まれ、喜びや達成感を分かち合えるのがこの仕事の一つの魅力でもあります。接岸して下船する際、お客様から『お世話になりました。また次番船も鈴木さん宜しくお願い致します。』と言われたときは、頑張って良かったなと次への活力となります。

社会に大きな影響を与え、休みが多い ワークライフバランス

  • 私が就活生の時、就活の軸として日本の「ものづくり」を通して社会に貢献したいという思いがありました。企業研究をしていく中で、日本の貿易のうち約99%以上を船が運んでいることに大変驚きました。また、海運なしでは日本の経済は成り立たないことを知り、船が社会に与える影響の大きさにとても興奮しました。海運は私たちの暮らしや産業を支える「縁の下の力持ち」であり、そのような船や舶用ディーゼルエンジンを作っている三井E&Sマシナリー(旧三井造船)に惹かれ入社を決めました。入社して会社の好きなところは2つあります。1つ目は「人が良い」ところです。みんな親切で困った時はすぐ助けてくれます。2つ目は「休みが取りやすい」ところです。基本的に休みたい時に休めて、また1年を通して休日祝日が多いのが特徴です。

就職活動中のみなさまへ

就職活動は多くの企業を訪問し、知ることができる唯一の機会と言っても過言ではありません。社会人になると他分野の方との交流がなかなかできなくなります。初めからこの企業やこの仕事と決め込まず、色々な業種や人に出会うことを大切にしてください。その中で尊敬できる人と出会ったり、この仕事は面白そうといった新しい発見が出てくると思います。就活生の特権を存分に活かし、最後まで自分に自信を持って頑張ってください!!

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