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#コンテナクレーンおよび産業用クレーンの構造設計、解析
  • 北島 鯉久人

    運搬機システム事業部 設計部 構造生産設計グループ

    総合理工学府 大気海洋環境システム学専攻 出身
    2018年入社
Career

 

一年目:クレーン構造設計者として現グループに配属

二年目:半年間クレーン付帯設計を担当

三年目以降:構造設計者として現グループに復帰、在席

  • 私が所属するグループは主にコンテナクレーン、産業用クレーンなどの構造物の解析、設計を行っています。具体的にはお客様の要望する クレーンの仕様に応じて、クレーンの大まかなサイズを決め、各部材の解析、設計を行い、その設計内容を図面に反映させ、製作図を作成します。クレーンの構造は運搬する荷物、運搬する回数などの仕様のほかに風の影響も受けるので、風洞実験なども行ったりします。また、週1回工場(製作ヤード)に行って現物を見ることもあり、自分が設計するもののスケール感覚をつかむと共に、クレーンの製造方法、製造中に発生する問題への対策などを製造側と協議したりもします。そのため、各部署間のコミュニケーションが大切になってくるので、製造部、品質保証部、調達部などとよく連絡を取るようにしています。

クレーンが完成した姿を見た瞬間の達成感!

  • お客様の港に設置されるクレーンは港の場所によって岸壁強度、入港する船のサイズ、運搬する荷物の重量、地震対策などの仕様が異なります。そのため、クレーンの構造条件は都度異なるので、毎度違う構造を設計できるのもこの仕事の面白さであり、醍醐味でもあります。時には、お客様の要求されるクレーンで条件の難しいクレーンもありますが、様々な分野出身(電気、制御、機械など)の設計の仲間や他部署の方々とアイディアを出し合い、密にやり取りすることで、課題をクリアしていきます。工場が事務所と併設されいるので、クレーンが製造される過程を見ることができますが、徐々にクレーンの形となっていく間はとてもワクワクし、最終的にクレーンとして形になった姿を見た際はとても達成感があり、仕事のやりがいを感じます

風通しの良さ、人の良さが好き!

  • この会社を知ったきっかけは、高校生の時に授業の一環で工場見学に訪れたことでした。当時は初めて間近で見るクレーンの大きさに驚き、地元にこんな大きなものを作る企業があったんだと衝撃を受けた記憶があります。その後、大学院まで進学し研究を進めるにあたって、今の会社と共同研究することになりました。研究の内容はクレーン構造とはまったく関係なく、また就活当初は他の業界にフォーカスしていましたが、共同研究で社員の方とやり取りしていく際に、人の良さ、社風の良さに触れ、今の会社を選びました。入社後は様々な研修、育成期間があり、大学では構造設計とは異なる専門分野を学んでいた私ですが、すぐに仕事に慣れることが出来ました。若手の社員も多く在席しており、和気あいあいとしている雰囲気も好きです。

就職活動中のみなさまへ

できるだけ多くの企業に触れて視野を広げてみてください。自分が志望する業界、企業だけを見ていると、その企業の良さがなかなか見えないこともあります。多くの企業に触れることで良いも悪いもイメージとは違った側面がどの企業からも見えてくると思います(土地柄などもあります)。その中で、一緒にこの人たちと働きたいと思える企業を見つけてください。

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