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#要求仕様に応えるための詳細設計業務
  • Y.K.

    運搬機システム事業部 設計部 機械設計・管理グループ

    工学府機械知能工学専攻出身
    2015年入社
Career

機械設計者としてコンテナクレーンの詳細設計を担当(入社以来9年目)

  • コンテナクレーンは受注生産品のため、納入先毎に大きさや使用できる機能が異なります。近年はクレーンから離れた事務所内からの遠隔操作を可能にしたものや、自動運転で運用するものなどもあり、重機という枠を超えて産業ロボットの様相を呈しています。私の仕事は、クレーンを動かすための主要装置等の配置や動作方法の検討、計算、図面作成を行うことです。コンテナクレーンは主に鉄鋼構造物・主動作装置・電気機器・歩道等の艤装品・自動化機器etc、数多くの機器で構成されているため、それぞれ専用の設計チームで担当し適宜情報共有をしながら設計しています。また主装置設計を行う私のチームはお客さんと技術的な打ち合わせをする設計の窓口でもあり、営業担当と共に客先へ出向いて打合せを行い、細かい仕様を決める役割を担っています。

苦労して設計したものがカタチになってお客さんに喜んで貰えたとき!

  • 機械設計者の醍醐味は、新しい構想の装置を新設計したり既存の装置を機能改善させて、最終的に組み込んだ形になり想定通りに動くことを確認できた時だと思っています。現在私が担当している製品は総重量130トン程のコンテナクレーンですが、クレーンに搭載する装置には、人が持てるサイズの物から数十トン程度のものまであり、初めのうちはサイズ感を把握した設計をすることが難しいと感じていました。しかし設計部の事務所はクレーンを製造している工場に隣接しており、いつでも現物確認ができるので設計力の向上に繋がっていると思います。また、製品出荷前に実施される客先検査に立ち会って直にお客さんの評価を聞くことができますが、設計者がユーザの意見や感想を直に聞けるのはBtoBならではであり、とても有意義なことだと感じています。

市場要求に応じて製品改善・新規開発を続ける姿勢!

  • 大学で学んだ機械工学の内容を活かせそうな企業を探していました。そのなかで目に留まったのが「若手のうちから任せてもらえる社風」「市場の流れに沿って新製品開発をし、幅広い製品を市場投入していく企業姿勢」でした。入社後、OJTがメインの育成であると感じました。様々な実務経験を積みながら設計手法を学んでいきました。昨年、私はこれまでの製品とは違った思想のクレーンの設計を担当する機会に恵まれ、その製品が今徐々に完成形に近づいています。日々の現場確認が楽しみの一つになっています。また運搬機システム事業部では、カーボンニュートラルへの対応製品の開発といった新しい挑戦も現在進行形で実施しており、日々進化する需要に順応した製品を供給していく姿勢は、社会に貢献していると実感できると共に、とてもワクワクします。

就職活動中のみなさまへ

コロナ禍からニューノーマルへ、従来とは異なった対応が求められるシーンが多く、就職活動に関しても例外では無いと思います。そのような状況下での就職活動は一筋縄ではいかないこともあると思いますが、この人たちとなら働いてみたいという会社を見つけて欲しいと思います。仕事をしだすと本当にいろいろな場面に遭遇し心が折れそうになることもありますが、乗り越えられる秘訣は人と人とのつながりだと思います。頑張ってください。

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