HP用写真_佐知さん 3
#港湾クレーンの自動化におけるセンサ調整及び試験
  • 佐知 嵩之

    運搬機システム事業部 制御システム部

    山口大学 工学部 電気電子工学科 出身
    2017年入社
Career

2017年に企画開発部の一員として入社。

現在は部署名が変わり、制御システム部となるが、自動化チームとして、やることは変わらず、自動化クレーンの開発及び調整を日々行う。

  • 私はクレーンの自動化におけるセンサの調整・試験を行っています。新しいセンサの試験をする時は、センサの選定、取付計画、設計、取付工事計画、センサ位置調整、動作確認、試験計画、試験、評価など多くのことを行います。こうして時間をかけて試験をしても必要な性能を満たさなかったり、他のセンサが採用されたりすることもあります。しかし機器選定から試験・評価まで自分で行うからこそ、それが採用されクレーンの一部として出荷されるときは、嬉しく、また誇らしく思います。もちろんこれら作業は全て1人でやるわけではなく、チームメンバーと議論したり、上司や他部署の方からもアドバイスをもらったりもします。会社全体で一つの製品を作り上げていくこの仕事にやりがいを感じています。

未知への挑戦!~チームで作り上げた自動化機能~

  • 開発系の仕事柄、新しい技術への挑戦を絶えず行ってきました。現在は「クレーンの自動化」に取り組んでおり、従来技術とは違った新しい技術が必要となります。その中で電気回路の設計・電気機器の調整は欠かすことのできない業務であり、難しい仕事です。入社4年目で主担当として走行用のセンサー調整を任された時は驚きましたが、これまで学んだ知識をもとに使命感を持って取り組みました。
    試行錯誤を繰り返しながらも良い結果が出ないことが多々ありましたが、先輩たちのサポートもあり、調整を完了させることが出来ました。
    自分に任された仕事を遂行し、チーム一丸となって作り上げた機能によってクレーンを自動で動かすことが出来た時は、この上ない達成感とやりがいを感じました。

一人じゃない!皆で作り上げるコンテナクレーン

  • 港湾クレーンはコンテナと呼ばれる荷を運ぶ巨大装置です。中には約80mにも及ぶクレーンがミリ単位でコンテナを動かし、トラックや船などに対して正確に運搬する様はまさに圧巻!私はこんな動きを見せるクレーンが一体どういった仕組みで動いているのか興味を持ちました。複数のクレーンメーカーがある中で、三井E&S(旧:三井造船)はコンテナクレーンの国内シェアNo.1の強みがあり、自動化クレーンの開発に強く取り組んでいる企業でした。
    私はこの巨大なクレーンを自動で正確に動かす仕事に携わりたいと思い、入社しました。入社してみると、この大きな製品を製造するのは本当に大変な仕事であること、また様々な人が関わっていることを知り、一人では成し遂げられないスケールの大きな仕事に魅力を感じました。

就職活動中のみなさまへ

私は自分のやりたい事を軸に就活をするのが良いと思っています。
やりたい事が見つからない人は色々な視点・広い視野で考えてみて下さい。もっと単純に好きか嫌いか又は興味が有るか無いかだけでも構いません。
またはとにかく様々な企業を知り、企業の情報から自分が興味のあることをみつけても良いかもしれません。
そうすることできっとあなたに合った企業が見つかると思います。
その企業が三井E&Sであればとても嬉しいです。

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