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#ディーゼルエンジンのアフターサービス業務
  • T.K.

    テクノサービス事業部 ディーゼルサービス部 技術グループ

    愛媛大学大学院 理工学研究科 出身
    2016年入社
Career

舶用ディーゼルエンジンのアフターサービス業務を担当。

  • 私が所属するテクノサービス事業部ディーゼルサービス部では、当社のディーゼル事業部で製造/納品されたディーゼルエンジンのアフターサービス業務に従事しています。業務内容は、部品販売、技師派遣工事サービス、機関性能改善提案と多岐にわたります。その中で、私は技術グループに所属しており、主に技師派遣工事サービス、顧客からの技術問合せ対応を行っています。
    技師派遣工事サービスとは技師が現場に赴き、実際に工事を実施することです。その派遣目的は、定期的な点検整備であったり、予期せぬトラブルの調査であったりと様々です。
    顧客からの技術問合せ対応とは、顧客からの技術的な問合せに対して、アドバイスをすることです。顧客にとってベストなアドバイスを素早く行うことが顧客からの信頼を勝ち得えることに繋がります。

海外現地工事でのトラブル解決

  • 当社製ディーゼルエンジンは大型船舶の主機関として使用されることが大多数です。主機関とは、船の推進力を作り出すエンジンのことで、船の心臓部とも呼ばれる重要な機器です。
    それゆえ、主機関のトラブルが与える影響は大きく、そのアフターサービス業務にも大きな責任が伴いますが、その反面、トラブルが解決した際の喜びや顧客からの感謝も大きく、その瞬間が一番嬉しい瞬間です。
    私の体験談ですが、主機関に搭載されている過給機(排気ガスのエネルギーを利用して、燃焼に必要な空気を送り込む機器)が損傷してしまい、船速が十分に出なくなってしまい、その修理のために、海外へ出張したことがあります。
    工事は無事完工し、修理後の試運転で主機関が復旧したことを確認した際に、船員から非常に感謝されたことを、今でも鮮明に覚えています。

巨大なエンジンに携わるスケールの大きな仕事ができる

  • 当社で製造しているディーゼルエンジンは大型船舶の推進力を得るため、エンジン出力が大きく、それゆえ、エンジンのサイズも巨大です。エンジンだけで高さが15mを超える場合もあり、そのスケールの大きさに驚かされます。
    そのような巨大なエンジンを製造する際には、たくさんの方々が1つのチームとして、作り上げます。私は元々野球をやっており、チームで取り組むことの楽しさを体感していて、仕事においても同じ感覚を味わえたらと考えており、私もチームの一員としてエンジンという巨大な構造物の製造に携わりたいと思い、当社を選びました。
    現在はアフターサービスという立場ですが、就航後に発生した不具合に対して、他部署にも協力を求めながらチームとして解決に挑んでいます。

就職活動中のみなさまへ

私が入社した当時と現在では取り巻く環境も変わっており、一概には言えませんが、就職活動を行う際には、自分の中でどうしても譲れない1本の軸を決めて進めれば後々の後悔も減るのではないかと思います。その軸を何にするのか、は働く環境であったり、仕事内容であったりと人それぞれだと思います。就職活動は大変だと思いますが、今しかできない貴重な体験なので、是非後悔が残らないような就職活動として頂ければと思います。

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