研究開発本部 第二研究部

フィルム用パッケージインキの開発

北瀬 輝 / Akira  Kitase

2019年入社 

大阪市立大学大学院  工学研究科  化学生物系専攻 修了

INTERVIEW

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Q.現在の仕事内容について

私はフィルム用パッケージインキの開発チームに所属していて、その中でも主にラベル用インキの開発に努めています。近年では、環境配慮型インキへの需要が高まってきており、当社独自ブランド「ボタニカルインキマーク」を掲げ、植物由来成分を含有するボタニカルインキの展開を進めています。パッケージインキとひとくくりにいっても、商品によって求められる性能が異なります。お客様のニーズに沿えるよう試行錯誤を繰り返し、インキの開発を行っています。実際に開発したインキの印刷テストに、直接立ち会う機会もあります。

 

 

Q.今の仕事の“やりがい”

自分が開発に携わったインキが、実際に商品として自分の目で見ることができるところがやりがいと感じます。自分のアイデアが採用された時は嬉しく、試行錯誤の上、チームで作り上げた製品が市場にでた時、非常に達成感があります。また、その開発を通して色々な人と関わった経験はとても有意義なものです。

 

Q.仕事をする上で“大切にしていること”

「色々な人との繋がりがあってひとつの製品が成り立っていること」を忘れないことです。開発部門はお客様のニーズにあった性能のインキを開発することだけでなく、テーブルサイズからバッチサイズを大きくし製造する際や、お客様が実際に使用される際などに懸念点がないか考える必要があります。作り手・使い手のことも考慮して設計することで、良い製品へと繋がると考えています。

 

Q.サカタではどんな人が活躍している?

「視野を広くもっている人」が活躍していると考えています。活躍している先輩方は、年齢や部署を問わず、色々な人と積極的にコミュニケーションをとり、様々な角度からテーマを眺めることが上手だと思います。また自社のことだけでなく、社会やお客様の動向といったことにも目を向け、テーマと+αで次にどう動くべきか?も含めて仕事に取り組まれています。私もそういった先輩に近づき、いちはやく活躍できるよう日々努力しています!

 

 

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Q.この会社に入社を決めた理由

決め手は、面接や工場見学を通じて会社の雰囲気が自分に合っていると感じたことが大きいです。もともと私は大学で金属錯体の研究をしており、金属の組み合わせによって色が変化することが面白く、色に対して興味があり、インクや塗料メーカーに携わりたいと考えるようになりました。その中で、サカタインクスの先輩方の人柄や、年齢・部署分け隔てなくアットホームに働くことができる環境に対して魅力を感じました。実際に、気軽に意見交換できる環境で、楽しく仕事ができています。

 

Q.学生のみなさんへのメッセージ

色々な企業を知ることができる貴重な機会なので、業界を絞らず、幅広く調べてみることをおすすめします。色々な企業を調べる内に、自分のやりたいことの方向性が定まってくると思います。不安や悩みを取り除くためにも、大学の就活支援や、先生、卒業した先輩方などに相談してみると良いと思います。心身ともに辛い時があるかもしれませんが、焦らず頑張ってください。

 

 

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