RECRUITER CONTENTS
Y.K.
営業本部 丸亀営業グループ
社会総合科学科 卒業
2021年入社
Hobby/自転車
人が造る、最大級のモノ。
それを見た瞬間から僕の人生は変わりました。
Encounter with IMAZO
その存在意義とスケールに、動かされた心。
■今治造船との最初の接点は、四国の大学生を対象としたインターンシップの募集告知でした。当初は造船業・重工業というジャンルは全くチェックしていなかったのですが、資料で「世界の物流のほとんどを担っているのは船舶」と知り、それならば「人の生活を支える仕事をしたい」という自分の就職活動の軸にもマッチしていると感じて、インターンシップへの参加を決めました。
■丸亀事業本部で実際に建造中の船舶を見たときには、とにかく圧倒されましたね。300m級のタンカーはこれまで自分が認識してきたもの何よりも巨大で「人はこんなに大きなモノを造れるんだ…」というシンプルな感想しか抱けませんでした。船舶の建造や契約に関わってみたい!という気持ちが強くなったのは、そこからですね。

Works at IMAZO
華やかな式典より「ありがとう」の言葉。
■自分のコミュニケーション力を活かすなら営業だろうと考え、実際に配属も希望通り。ただ今治造船での現在の自分の仕事は、一般的な営業のイメージである「商品を売ること」とは大きく異なります。船舶は基本的にオーダーメイド。完成品を販売するのではなく、私たちの「建造計画」に対して、お客様から受注をいただきます。そして受注後は、船舶の所有者となる船主さんの要望に応じた船舶を建造していく。その際に必要な、ご要望をお伺いして生産部門に伝えたり、仕様変更に伴う見積もりを提出したり、出航に必要な書類の作成や取りまとめを行なったり…という業務。これが今治造船での、営業としての私の役割です。
■営業の責任範囲は広く「船舶を完成させ、船主に引き渡し、稼働させる」という一連の流れ全てに関わっていくこととなります。仕事にも技術的な知識が求められることも多々あるのですが、そこにしっかりと応えられるよう普段から現場や設計部門に顔を出して、積極的に話を聞くようにしています。また船主さんの多くは国内外の大手海運会社さんなどで、やりとりが英語ベースというケースもありますが、とにかくまず「伝えよう」という気持ちがあればなんとかなるものです。私たちの仕事は、ひとつ一つマニュアル化出来るほど単純なものではありません。とにかく自分で聞く。見る。試行錯誤しながらやってみる。学ぶことに対して自発的に動いていくことで、少しずつ力が培われていくような感覚ですね。
■以前担当したある案件では、船舶も完成し出港を3日後に控えた時点で突然、20名の外国人船員さんが全員搭乗できなくなるという不測の事態が発生しました。稼働予定だったコンテナ船は、たとえ一日動かなかっただけでも、船主さんに莫大な損失を与えてしまいます。その連絡が入ってからは社内の設計部や資材部、社外の協力メーカーさんにも協力をお願いして、まずなんとか代理の船員さん20名を確保。そのまま本来2週間かかる研修を2日間で済ませて、なんとか出港に間に合わせることができました。本当にギリギリまで船員さんとバタバタするような大変な仕事でしたが、船主さんから「いやぁ…よくやってくれたね」との言葉をいただいて、心底ホッとしましたね。本来なら華々しい出港式典で余韻を味わいたかったところですが、これもまたこの仕事の面白さでもあります。
Message to next
就職活動中の学生へのメッセージ
■やはり自分の経験に勝る情報源はないと思います。もし今治造船という企業に興味があるなら、ぜひインターンシップやOBOG訪問で、実際の現場や働いている人に会い、作っているモノを見てほしいですね。その圧倒的なスケールには、私がそうであったように「必ず圧倒される」と思いますよ!
Time schedule @ IMAZO(通常業務時)
Time schedule @ IMAZO(出航前)
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