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通知を整える

――グループ配信・件名設計・多チャネルの合わせ技

応募者への連絡は「誰に・いつ・どの手段で・どの文面で」送るかをそろえると届きやすくなります。
本記事では、ATS(採用管理システム)のグループ配信を軸に、件名設計やプッシュ通知/SMSまでを組み合わせて、催促や案内を受け取りやすくする基本形をまとめます。強い言い回しに頼らず、対象とタイミングを設計して確実に届けます。

通知を整える――グループ配信・件名設計・多チャネルの合わせ技|採用管理システムLAB

1. グループ配信×送信直前の最新化――ズレを防ぐ基本形

メールはグループ一括送信が基本です。たとえば、「エントリーシート未入力 × 適性未受検」「インターン高評価 × 本エントリー未完了」など、狙う対象を条件で保存します。
配信予約では、「送信1時間前のグループ状態で送信」にチェックを入れると、送信直前に対象が自動更新され、締切前に複数の予約を仕込んでも完了者への誤配
を避けられます。
送信前には対象人数や送信日時の確認画面が挟まるため、基本の誤送信対策も運用として担保されます。

2. メールとメッセージの役割分担――“読みに行ってもらう”導線をつくる

メールはPC/携帯の受信箱に届き、メッセージはマイページのメッセージボックスに届きます。
結果や詳細の掲載はメッセージ側に置き、メールでは「マイページに重要なお知らせを掲載しました。ログインのうえご確認ください」と案内する二段構成にすると、情報の置き場が明確になります。
件名は冒頭に要点(例:最終のご案内、締切前日のお知らせ)を置き、本文冒頭に見てほしいURLを配置します。
インターン高評価者などには、ひと言の文面調整(例:参加へのお礼)を加えると、受け取り側の印象が落ち着きます。

3. プッシュ通知とSMS――気づきにくさを補完する

メールに気づきにくい場合、共通アプリのプッシュ通知やSMS(ショートメッセージ)が有効です。
プッシュ通知は、アプリ経由でマイページにログインしている応募者が対象となるため、反応しやすい層に届きます。
SMSは受信機会が限られる分、通知として埋もれにくい特性があります。本文は簡潔にし、
「メール/マイページに重要なお知らせをお届けしています。ご確認ください」と本編へ誘導する役割にすると、使いすぎずに済みます。
チャネルは増やすほどよいわけではありません。誰に・いつ・どの手段でをグループで設計し、件名・本文の粒度を段階的に合わせることが、行動につながりやすい運び方です。

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ACTION

採用管理システムを選ぶなら…

採用管理システムを選定する際には、以下のポイントを確認すると良いでしょう。

CHECK!

・グループ一括送信で条件保存し、「送信1時間前に最新化」して誤配を防げること
送信前の対象人数/日時の確認画面で、基本の誤送信対策ができること
メール×メッセージの役割分担で、マイページへの導線を明確に作れること
プッシュ通知/SMSを補助チャネルとして併用し、気づきにくさを補えること
件名の先頭強調・本文冒頭リンク・属性別のひと言アレンジで、受け取りやすい文面にできること

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