INTERVIEW
梅山 瑠奈
UMEYAMA Runa
保育士|教育学部教育学科卒
2021年入庁。
子ども家庭部子どもの教育・保育推進課(保育園)所属。
保育士として、クラス担任に従事。
保育にプラスして市民の方々のお役に立てたときに、やりがいを感じています。
八王子市への就職を決めた理由を教えてください。
学生時代は、「気になる子」と呼ばれる、保育者から見て特別な支援が必要な子どもについて研究をしていました。保育所実習等を通じて、保育所での生活の中で困り感を感じている子は多くいることを知り、そういった子どもたちの力になりたいと思い、研究に励んでいました。
就職活動は複数の自治体を併願して行いました。他の自治体からも内定をいただいていましたが、八王子市は、面接試験で自分の保育観に共感してくださったり、質問にしっかり答えてくださったりと良い印象が残っており、そういった市役所の方の対応を見て、一緒に仕事をさせてもらえるなら八王子市の方たちと働きたいと思い、入庁を決めました。

入庁してよかったと感じることはありますか?
働く前から、八王子市は、保育をするには自然も多く、散歩も楽しいだろうなと思っていました。
実際、自然も多く、公園もたくさんあるので子どもたちとの散歩も充実しています。また、人と人とのつながりがあり、あたたかいところだなと感じています。知らない人でも声を掛けてくださったり、声は掛けずとも見守ってくれていたりするのが日々伝わってきます。
入庁してから知ったことですが、八王子市は歴史が深く、伝統も多いので、直接関わっているわけではありませんが、八王子市で働くことが誇らしいなと感じています。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。
八王子市は人口も多く、様々な人がいるため、様々な要望があります。そういった人たちの役に立てることが私のやりがいです。
実際に昨年の秋、保育所に通っている外国人の親子との関わりで、やりがいを感じる出来事がありました。
その親子は、両親は母国語の方が日本語よりも使いやすく、子どもは園での生活を通し、日本語を主に話しています。ある日、保護者が「子どもの目を診てもらいたい。でも何科に連れていくのか、どこにどういった名前の病院があるのかも分からない。」と相談してくれました。それを聞いた私は、園の看護師や保育士と協力し、その親子の家のまわりにある眼科を伝えました。無事に病院に行くことができた親子から、ありがとうと言われたときはとても嬉しかったのを覚えています。
私の仕事は、保育をすることですが、保育にプラスして市民の方々のお役に立てたときに、やりがいを感じています。

働く上で大切にしていることを教えてください。
座右の銘は「置かれた場所で咲きなさい」です。仕事をしていく中で、職員同士の人間関係がうまくいかなかったり、保護者との関係が築けなかったりすることもあります。ですが、そこで頑張ると決めた以上、その環境で生き抜くためはどのようにすればいいかを考えています。
今は社会人1年目なので、特に先輩や上司との関係を良好なまま保つことに努めています。例えば、質問する前に自分で考えてから声を掛け、「私は○○と考えたのですが、どうしたらよいですか」と聞いてみる、どんなに小さなことでも「ほう・れん・そう」は忘れないなどを大切にしています。そしてなにより、まだまだ仕事や社会のマナーを教えていただく立場なので、謙虚な姿勢でいることは大切なのではないかと考えています。

八王子市職員を目指す皆さんへ一言お願いします。
様々な人たちがいる八王子市で自分たちなりにできることを考えるのは難しいですが、とても楽しいです。
多様なニーズに応える、八王子市だからこそできる保育を一緒にしませんか?

ある1日の流れ(梅山さんの場合)
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