INTERVIEW
国広 実莉
KUNIHIRO Minori
行政|国際学部国際学科卒
2021年入庁。
学校教育部教育総務課所属。庶務担当。
子どもたちに八王子や市役所に興味を持ってもらえた時にやりがいを感じます。
八王子市への就職を決めた理由を教えてください。
八王子は生まれ育ったまちです。東京の西の端に位置していますが、交通の便もよく不自由や不便を感じたことがなく、緑も多く住みやすい街のイメージがあり、今もその気持ちは変わりません。
私が八王子市へ入庁を決めた理由は、八王子市のブランドメッセージである「あなたのみちを、あるけるまち。」という言葉に惹かれたためです。私は、元々内気な性格で常に相手を優先してきたので、自分らしさがなくそれが悩みでもありました。しかし、大学時代、留学や色々な人たちとの出会いから、自分らしく楽しく暮らしていくことの大切さを学びました。
そのような経験から私の地元である八王子で市民の方々が、いつまでも自分らしさを大切にして暮らせる街づくりにしたいと思い入庁を決めました。
八王子市役所は専門試験がなく、教養試験と小論文だったので、私でも応募することができました。今では、ダメもとでも八王子市に応募して良かったと思っています。

働き始めて今感じていることを教えてください。
私の主な業務は庶務なのですが、庶務は人それぞれ仕事のやり方や進め方が違いますし、正解がありません。働き始めた頃は、覚えることも多く、仕事をすることの大変さを実感しました。
しかし、上司の方が常に優しく丁寧に教えてくださるので、毎日安心して仕事をしています。「慣れてきたら自分のやり方を探して庶務の仕事をすると良いですよ」ともおっしゃっていただいています。
今は上司の方々から庶務の進め方や考え方を日々学んでいるところです。私も庶務の仕事をたくさん経験し自分らしく仕事を進めていけるようになれば良いなと思っています。

やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか。
業務の一環である市内の小学3年生を対象にした庁内の社会科見学の案内を通じて、子どもたちに八王子や市役所に興味を持ってもらえた時にやりがいを感じます。
小学3年生だと、市役所について知っている子どもは少ないので、どうしたら興味を持ってくれるか、楽しんでもらえるかを考え、説明方法などを自分なりに工夫しています。
社会科見学を終えて、子どもたちから「とても楽しかったです。ありがとうございました」という言葉や、メッセージカードに私の似顔絵を描いてくれるお子さんもいて、とても嬉しい気持ちになります。
子どもたちに新しいことを教えたり、説明したりすることは、とても責任がある仕事ですが、子どもたちが知らなかった新たな八王子の姿を知ってもらうきっかけ作りに携われることは、私にとってとてもやりがいがある仕事だと感じています。

働く上で大切にしていることを教えてください。
私が働くうえで大切にしていることは、「目的は何か」を意識することです。庶務の仕事では、様々な所管から、毎日照会や依頼のメールが来ます。私が所属している課に全く関係のないメールもたくさん来ますが、その際に、関係ないで終わらせるのではなくて、この照会は、どういう目的があるのかを考えるようにしています。そうすることで、自分の所属課だけでなく、他の課ではどういう取組をおこなっているのかを知ることができるので、とても勉強になります。
私は、まだ新人で知らないことの方が多いため、そういったメールでの情報から市役所内の業務の情報を得るようにしています。

八王子市職員を目指す皆さんへ一言お願いします。
人口56万人都市、人が多ければその数だけ課題やニーズがあります。八王子市が取り組まなければいけない問題を優先順位をつけて整理し、あくまでも市民目線で良い方向に向かうようなアイディアや考えを持つことが大事だと思います。そのためには、市報や議会報告書、八王子のタウンニュース等をまめにチェックすることをお勧めします。
皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!

ある1日の流れ(国広さんの場合)
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