テーマ46:水素検知システムの開発
概要
DNPは大学と共同で水素に反応して電気抵抗が変化する水素検知膜とRFID(ICタグ)を組み合わせた「水素検知システム」の開発に取り組んでいます。このシステムは、電源や加熱を必要としないセンサーを使用し、水素エネルギーの安全な取り扱いを実現します。水素は燃焼時にCO₂を排出しないクリーンエネルギーですが、漏れやすく発火リスクが高いため、従来の検知器では安全性が課題でした。本システムは、水素配管に貼り付け可能なフィルム状のセンサーを採用することで、水素漏洩の早期検知を可能にします。インターンシップでは、このシステムの技術的特長や開発プロセスを学び、実習を通じて体験することができます。
実習内容
- オリエンテーション(部署説明、実習内容説明)
- 水素検知システムの技術的背景に関する座学
- 水素検知膜の製造プロセスやRFID技術の実習
- 水素検知実験
- センサーの性能評価とデータ分析
- 結果のまとめ/報告
部署の雰囲気/働き方
私たちの部署は、明るく活発な雰囲気で、メンバー同士の意見交換が盛んです。課題解決に向けて、協力し合いながら取り組む文化があります。インターンシップ参加者には、積極的に意見を述べ、チームでの協働を楽しめる方を求めています。
実施場所 / 部門名
千葉県柏市/研究開発・事業化推進センター
応募資格 / 必要スキル
- 基本的な化学知識
- センサ、RFID技術に興味がある方
- クリーンエネルギーとしての水素に興味がある方
