テーマ35:高機能フィルム(包装材料)の評価解析技術の活用による機能解明
(機能性包材層構成解析と各層の機能発現メカニズムの解明)
概要
DNPの高機能フィルム製品は、基材の上に様々な材料を製膜することで機能を付与しています。例えば食品包材は、鮮度保持や香り成分を外に逃がさないといった機能を有しており、材料をどのように加工すると機能が発現するのか、そのメカニズムを解明していくことで、製品開発に必要な材料やプロセスの設計が可能となります。
本テーマでは、食品包材を例に高機能フィルムの機能発現メカニズムを基材や塗膜の機器分析などの評価解析的アプローチから解明していく実習を行います。
実習内容
- オリエンテーション(部署説明、実習内容説明)
- 所内見学(各種実験室など)
- 座学(製品の理解、安全教育など)
- 多層機能性フィルム分析の前処理、光学/電子顕微鏡観察、FT-IRによる成分分析
- 結果のまとめ/報告
部署の雰囲気/働き方
私たちの部は、全DNPのものづくり課題に対してその発生要因を紐解いて、改善の足掛かりを見出していく部署です。そのため部内のメンバー間で活発に議論したり、新たな分析法にチャレンジしたりする雰囲気です。課題解決のために自部署だけでなく様々な部門とコミュニケーションできる人材を求めています。
実施場所 / 部門名
茨城県つくば市/技術開発センター
応募資格 / 必要スキル
- 機器分析に関心がある方
- 有機高分子材料に関心がある方
