こども家庭庁|職員紹介
百里を行く者は九十を半ばとす
どんなに素晴らしいアイディアも実現して初めて真価を発揮する。
今国会もこども家庭庁は法案を提出したが、アイディアから法案を作り、法律として成立するまでの過程では例えば、法案の中身は政府全体の方針や他省庁の政策と整合的であるか、法案の条文は必要十分な規定ぶりになっているか、総理や大臣の国会での発言を国民にわかりやすいものとしていくにはどうしたらよいか、与野党の国会議員の理解を得るにはどうしたらよいか、こうしたことも詰めていく必要がある。こども家庭庁の土台として、官邸や各府省庁、与野党等と向き合い、制度の実現に漕ぎ着ける。これが私の仕事の一部である。
こども家庭庁を目指す方へのメッセージ
これからを生きる皆さんは、50年後の日本をどういう社会にし、次世代に引き継いでいきたいか。少子化対策は、そうした日本社会の在り様を規定する重要な要素である。また、皆さん自身、どういう環境・社会で、安心してこどもを生み育てていきたいだろうか。日本の社会と、日本に住む人たちの人生、こうした諸々に、あらゆる政策手段を用い、時に批判と向き合いながら、関係者を巻き込みつつ主体的に関わる。それが、こども家庭庁で働く責任と魅力だと思う。私自身も、そういう仕事ぶりを体現したいと常々考えている。