2026.1.23
採用で成果を分けるのは「マッチング精度」──変化の時代に企業が見直すべき適性検査の考え方
INDEX
1. はじめに
2. 採用の成否は「マッチング精度」で決まる
3. なぜ、採用のマッチングは難しくなっているのか
4. マッチング精度を高める適性検査の新しい視点
5. 惹きつけと見極めを同時に実現する採用設計
サービス紹介
1. はじめに
1-1. 採用は「惹きつける」から「合うかどうか」を見極める時代へ
ここ数年で、採用の考え方は大きく変わりました。
応募数は確保できているにもかかわらず、選考途中での離脱や内定辞退、入社後の早期離職に悩む企業は少なくありません。
背景にあるのは、働く側の意識変化です。
企業から選ばれる立場であると同時に、自分がその会社を選び続けられるかを常に考えるようになっています。
採用はもはや「どれだけ魅力的に見せるか」の勝負ではありません。
企業と個人が本当に合っているかを、いかに正確に見極め、伝えられるか。
その中心にあるのが、マッチング精度です。
2. 採用の成否は「マッチング精度」で決まる
2-1. 能力だけでは、うまくいかない理由
採用がうまくいかない最大の原因は、能力評価そのものではありません。
入社後に「思っていた環境と違った」「自分の強みが活かせない」と感じてしまうことです。
近年は、給与や条件以上に、
- どんな価値観で働くのか
- どんな人たちと関わるのか
- どんな働き方ができるのか
といった点が、仕事選びの重要な判断軸になっています。
企業側も、変化の激しい環境の中で、
指示待ちではなく、自ら考え動ける人材や、環境変化に柔軟に対応できる人材を求めるようになっています。
このズレを埋められないまま採用を進めると、
スキルがあっても定着しない、活躍しきれないという結果につながります。
3. なぜ、採用のマッチングは難しくなっているのか
3-1. 仕事の難易度が上がり、求められる役割が変わった
市場環境の変化により、仕事の進め方そのものが複雑化しています。
決められた業務を正確にこなすだけでなく、
状況に応じて役割を広げたり、周囲と連携しながら価値を生み出すことが求められます。
そのため、成果に直結するのはスキル以上に、
- ストレスへの向き合い方
- 周囲との関係構築のスタイル
- 仕事への主体性
といった、個人の特性や価値観です。
3-2. 働く人の価値観が多様化している
働く上で重視するものは、人によって大きく異なります。
やりがい、安定、成長、裁量、人間関係。
どれが正解というわけではありません。
しかし、企業側の前提と個人の価値観が噛み合わなければ、
日々の業務の中で違和感が積み重なっていきます。
3-3. 入社後も「本当に合っているか」は評価され続ける
今の時代、入社はゴールではありません。
働き始めてからも、「この環境は自分に合っているのか」という問いは続きます。
採用時点でマッチングの説明が不十分だと、
この段階で迷いが生じ、離職につながる可能性が高まります。
4. マッチング精度を高める適性検査の新しい視点
4-1. 見るべきは「できるか」より「活かせるか」
これからの適性検査で重要なのは、能力の優劣をつけることではありません。
その人がどんな環境で力を発揮しやすいのかを理解することです。
困難な状況で自分をどう保つのか。
興味や強みをどのように仕事に結びつけるのか。
どんな組織風土や働き方と相性が良いのか。
こうした視点は、活躍や定着を考えるうえで欠かせません。
4-2. 選考負荷を考慮した設計が求められる
長時間・高負荷の選考は、候補者の納得感を下げやすくなります。
初期段階では価値観やパーソナリティを把握し、
必要に応じて段階的に評価を深めていく。
面接では、検査結果と実際のエピソードを照らし合わせる。
この流れが、精度と体験の両立につながります。
5. 惹きつけと見極めを同時に実現する採用設計
5-1. 適性検査を「自己理解の機会」にする
適性検査は、企業が候補者を評価するためだけのものではありません。
候補者自身が、自分の強みや特性を理解する機会にもなります。
検査結果を通じて、
- どんな場面で力を発揮しやすいか
- どんな働き方が合っているか
が伝われば、「この会社は自分を理解しようとしている」という印象につながります。
5-2. 面接では「なぜ合うのか」を言語化する
採用の場で重要なのは、
「ぜひ来てほしい」という気持ちだけを伝えることではありません。
本人の特性と、仕事や組織の特徴が
どこで、どのように噛み合っているのかを具体的に説明すること。
それが、入社後の納得感を高め、定着につながります。
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